19,200円台に控える一目均衡表の雲の上限に抵抗感を示した後の上ブレにより、5/7安値 19,257円での短期底打ち期待が高まっているものの、転換線(19,754円)や10日線(19,772円)以下の水準に留まったことで「反騰トレンド入り」には至らず。
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□ 今晩のNY : 騰勢キープ ± ギリシャ支援問題
先週末の急騰の反動により18,200ドル台では上値が重くなるものの、18,100ドル付近では押し目買いが下支えとなる上値模索トレンドの継続が本線。ユーロ圏財相会合でのギリシャ支援問題に絡めた乱高下には警戒。
□ 明日の展望 : 外部環境・先物次第の波乱含み
不安残しのテクニカルやギリシャ債務問題、総じて保守的な主要企業の業績見通しなどが実需買いのネックとなっていますので、欧米市場や先物次第で振れ幅を大きくする波乱含みの展開がメイン。現時点での想定レンジは19,400~19,800円。
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★ 明日の戦略 : 余力残しの押し目買い!
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‘5月安のアノマリー’に起因する世界的な需給調整の終息気配が強まっていますので、今晩のNYに異変がなければ好トレンド銘柄に特化した押し目買いスタンスを継続。
ただし、「日経平均の10日線回復、または安値日(5/7)から3,4日の安定した推移」などテクニカルの改善を確認するまでは、一定の余力維持により下ブレもケアしていきたいところ。
その他以下のスタンスも踏襲。
・ チャートが崩れた銘柄やストレス化しているものについては‘株価至上主義’色の強まりを警戒して一旦戻り売りを優先。
・ 決算を控えている銘柄での目一杯の勝負は回避し、決算後の好ムードを確認しながら買い増しへ。
『 乱局は動作基準をシンプルに! 』