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【1】NY市況 **
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□ダウ工業株
18191.11(+267.05)△1.49%
□ナスダック
5003.55(+ 58.01)△1.17%
□S&P500
2116.10(+ 28.10)△1.35%
□ダウ輸送株
□ダウ輸送株
8766.89(+ 49.84)△0.57%
□半導体株(SOX)
702.13(+ 6.93)△1.00%
□NY原油先物(6月限)
□NY原油先物(6月限)
59.35(+ 0.45)
□NY 金先物(6月限)
1188.90(+ 6.70)
□バルチック海運指数
□バルチック海運指数
574 (+ 1)
□為替
□為替
(対ドル)119.79(先週末比0.21円高)
(対ユーロ)134.13(先週末比0.45円高)
□CME日経225先物
□CME日経225先物
19655(+275)※大阪先物比
先週末8日のNY株式市場は、雇用統計の内容を好感して大幅高となりました。
取引開始前に発表された4月の雇用統計は、非農業部門の雇用数が前月から22万3000人増加し、ほぼ市場予想どおりの内容でした。これで先日のADP雇用報告で高まっていた下振れ懸念が消散。4月の失業率は0.1ポイント低下し、ほぼ7年ぶりの低水準を記録しました。
また、3月の雇用者数については12万6000人増から8万5000人増へと下方修正され、4月の平均時給の伸びは市場予想を下回ったことで、緩和的な金融政策が当面続くとの見方につながり買い安心感が広がりました。
売り方の買い戻しを交えて取引開始直後からNY株は大幅高となり、その後は高値圏でほぼ横ばいで推移。NYダウは大幅高で2日続伸、約2カ月ぶりの高値で取引を終了しました。ナスダック指数も大幅続伸で節目の5000を回復。S&P500は4月24日につけた過去最高値(2117)とほぼ同水準で取引終了です。
S&P業種別指数は全10業種が上昇。ヘルスケア(医薬品等)や素材(資源、化学等)、エネルギーなどが上昇率上位となっています。
個別銘柄では、かつて子会社だったビザ・ヨーロッパの買収に向け協議入りしたと伝わったビザが大きく上昇。最大50億ドル(約6000億円)の新たな自社株買いを発表したバイオ医薬品のバイオジェンが上昇。好決算を発表したインターネット・サービスのAOLが急伸。身売り報道で前日急伸した口コミサイトのイェルプはこの日も大幅高となっています。
マクドナルドも上昇。同社の4月の世界売上高は前年比0.6%減でしたが、前月の3.3%減から縮小したことが好感されました。顧客管理ソフト大手セールスフォース・ドットコムの買収に関して現時点で検討していないとの報道が材料視されマイクロソフトが買われた一方、セールスフォースは下落。四半期決算で売上・利益ともに市場予想を下回ったグラフィック用半導体のエヌビデアが大幅安となっています。
この日はダウを構成する30銘柄すべてが上昇。ビザ、ボーイング、ディポン、マイクロソフト、ホームデポ、ユナイテッド・テクノロジーズ、アップルなどが上昇率上位となっています。
NY原油先物(WTI)は、雇用統計の内容を好感して小反発。NY金先物も反発。緩和的金融政策が当面続くとの見方が追い風となりました。
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【2】本日の注目点と話題 **
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◆先週末の日経平均株価は87円高で反発。週間では152円安で2週連続の下落でした。上海株は4日ぶりに上昇して取引を終了しています。
先週末の欧州株は、英FT指数が大幅に反発、独DAX指数は大幅続伸。米株も大幅続伸。NYダウは3月3日以来、約2カ月ぶりの高値で終了し、3月2日につけた過去最高値(1万8288ドル)まであと97ドルとなっています。S&P500種指数は4月24日につけた過去最高値(2117)にほぼ並んで取引を終了しました。
CME日経225先物(円建て)は1万9655円で、先週末の東京市場の日経平均終値1万9379円と比べ280円ほど高い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
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1万9754円 一目転換線
先週末8日のNY株式市場は、雇用統計の内容を好感して大幅高となりました。
取引開始前に発表された4月の雇用統計は、非農業部門の雇用数が前月から22万3000人増加し、ほぼ市場予想どおりの内容でした。これで先日のADP雇用報告で高まっていた下振れ懸念が消散。4月の失業率は0.1ポイント低下し、ほぼ7年ぶりの低水準を記録しました。
また、3月の雇用者数については12万6000人増から8万5000人増へと下方修正され、4月の平均時給の伸びは市場予想を下回ったことで、緩和的な金融政策が当面続くとの見方につながり買い安心感が広がりました。
売り方の買い戻しを交えて取引開始直後からNY株は大幅高となり、その後は高値圏でほぼ横ばいで推移。NYダウは大幅高で2日続伸、約2カ月ぶりの高値で取引を終了しました。ナスダック指数も大幅続伸で節目の5000を回復。S&P500は4月24日につけた過去最高値(2117)とほぼ同水準で取引終了です。
S&P業種別指数は全10業種が上昇。ヘルスケア(医薬品等)や素材(資源、化学等)、エネルギーなどが上昇率上位となっています。
個別銘柄では、かつて子会社だったビザ・ヨーロッパの買収に向け協議入りしたと伝わったビザが大きく上昇。最大50億ドル(約6000億円)の新たな自社株買いを発表したバイオ医薬品のバイオジェンが上昇。好決算を発表したインターネット・サービスのAOLが急伸。身売り報道で前日急伸した口コミサイトのイェルプはこの日も大幅高となっています。
マクドナルドも上昇。同社の4月の世界売上高は前年比0.6%減でしたが、前月の3.3%減から縮小したことが好感されました。顧客管理ソフト大手セールスフォース・ドットコムの買収に関して現時点で検討していないとの報道が材料視されマイクロソフトが買われた一方、セールスフォースは下落。四半期決算で売上・利益ともに市場予想を下回ったグラフィック用半導体のエヌビデアが大幅安となっています。
この日はダウを構成する30銘柄すべてが上昇。ビザ、ボーイング、ディポン、マイクロソフト、ホームデポ、ユナイテッド・テクノロジーズ、アップルなどが上昇率上位となっています。
NY原油先物(WTI)は、雇用統計の内容を好感して小反発。NY金先物も反発。緩和的金融政策が当面続くとの見方が追い風となりました。
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【2】本日の注目点と話題 **
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◆先週末の日経平均株価は87円高で反発。週間では152円安で2週連続の下落でした。上海株は4日ぶりに上昇して取引を終了しています。
先週末の欧州株は、英FT指数が大幅に反発、独DAX指数は大幅続伸。米株も大幅続伸。NYダウは3月3日以来、約2カ月ぶりの高値で終了し、3月2日につけた過去最高値(1万8288ドル)まであと97ドルとなっています。S&P500種指数は4月24日につけた過去最高値(2117)にほぼ並んで取引を終了しました。
CME日経225先物(円建て)は1万9655円で、先週末の東京市場の日経平均終値1万9379円と比べ280円ほど高い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
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1万9754円 一目転換線
1万9701円 25日線
1万9655円 CME日経先物
1万9556円 5日線
1万9590円 一目基準線
1万9500円 心理的節目
1万9379円 先週末終値
1万9271円 一目雲上限
1万9270円 5月SQ値
◆本日は、11:00に4月の車名別新車販売台数、海外では4月の米労働市場情勢指数の発表があります。その他のイベントとしてはユーロ圏財務相会合、英中銀金融政策委員会の結果発表が予定されています。
◎主な決算発表
――――――
13:00 三越伊勢丹(3099)
◆本日は、11:00に4月の車名別新車販売台数、海外では4月の米労働市場情勢指数の発表があります。その他のイベントとしてはユーロ圏財務相会合、英中銀金融政策委員会の結果発表が予定されています。
◎主な決算発表
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13:00 三越伊勢丹(3099)
アステラス(4503)
JX(5020)
14:00 大成建(1801)
15:00 ブリヂストン(5108)
JX(5020)
14:00 大成建(1801)
15:00 ブリヂストン(5108)
JUKI(6440)
日立造(7004)
日立造(7004)
スズキ(7269)
モスフード(8153)
モスフード(8153)
三井不(8801)
ソフトバンク(9984)
ソフトバンク(9984)
・・・など約270社が決算を発表。
◆その他のトピックは、上場企業2期連続最高益・経常1割増、トヨタ3期連続最高益見通し、シャープ大幅減資・1218億円の資本金を1億円に、美浜運転延長へ向け一歩前進、TPP「最終出口見えてきた」首相、JT株の追加売却が浮上、昨年度末の国の借金は1053兆円、新経済圏で中露が協調、すかいらーくが時価総額でマクド抜く、還元強化銘柄に資金流入。
三菱重の中期計画・3年で売上高1兆円上積み、パイオニアがナビで100万曲聴き放題、あおぞら銀が地銀向け不動産ファンド、船井電が北米で4Kテレビ販売、富士重は北米生産を前倒し増強、東レの今期純利益2期連続最高見込む、IHIの今期純利も過去最高、KDDI前期営業最高益、楽天の1~3月は29%営業増益、OKIの前期20年ぶり最高益。
東京精の前期営業益4割増、ナブテスコも前期純利が過去最高、住友不の前期経常2期連続最高、NTTデータ前期最終38%増益、味の素の前期経常は2期ぶり最高、三井金の今期純利36%増、ソフトバンク前期営業益9500億円、東芝が業績予想取り下げ・不適切会計判明で、ゼリアと田辺三菱の前期純利は減益、Uアローズ6期ぶり減益、リクルート今期営業益5%減、タカタ前期最終赤字295億円、ビール大手の1~3月は駆け込み反動減。
青山商が年配当を倍増・自社株買いも、特殊陶の前期純利益最高・増配、オートバックスやAOKI、東京応化、コムシス、日油、協和エクシオ、ホシデン、理想科学、ネクシーズ、アイエーG、アシードなどが自社株取得枠。
◎明日以降の主な予定
12日(火)
◆その他のトピックは、上場企業2期連続最高益・経常1割増、トヨタ3期連続最高益見通し、シャープ大幅減資・1218億円の資本金を1億円に、美浜運転延長へ向け一歩前進、TPP「最終出口見えてきた」首相、JT株の追加売却が浮上、昨年度末の国の借金は1053兆円、新経済圏で中露が協調、すかいらーくが時価総額でマクド抜く、還元強化銘柄に資金流入。
三菱重の中期計画・3年で売上高1兆円上積み、パイオニアがナビで100万曲聴き放題、あおぞら銀が地銀向け不動産ファンド、船井電が北米で4Kテレビ販売、富士重は北米生産を前倒し増強、東レの今期純利益2期連続最高見込む、IHIの今期純利も過去最高、KDDI前期営業最高益、楽天の1~3月は29%営業増益、OKIの前期20年ぶり最高益。
東京精の前期営業益4割増、ナブテスコも前期純利が過去最高、住友不の前期経常2期連続最高、NTTデータ前期最終38%増益、味の素の前期経常は2期ぶり最高、三井金の今期純利36%増、ソフトバンク前期営業益9500億円、東芝が業績予想取り下げ・不適切会計判明で、ゼリアと田辺三菱の前期純利は減益、Uアローズ6期ぶり減益、リクルート今期営業益5%減、タカタ前期最終赤字295億円、ビール大手の1~3月は駆け込み反動減。
青山商が年配当を倍増・自社株買いも、特殊陶の前期純利益最高・増配、オートバックスやAOKI、東京応化、コムシス、日油、協和エクシオ、ホシデン、理想科学、ネクシーズ、アイエーG、アシードなどが自社株取得枠。
◎明日以降の主な予定
12日(火)
3月の景気動向指数速報
EU財務相理事会
13日(水)
13日(水)
4月の上中旬の貿易統計
3月の国際収支
4月の対内証券売買契約
4月の企業倒産
4月の景気ウオッチャー調査
4月の中国工業生産高、中国小売売上高など
1~3月の独仏およびユーロ圏GDP速報値
3月のユーロ圏鉱工業生産高
4月の米小売売上高
4月の米輸出入物価指数
14日(木)
14日(木)
週間の対内証券売買契約
4月のマネーストック
4月末の東京都心オフィス空室率
3月の特定サービス産業動態統計
週間の投資部門別株式売買状況
4月の米卸売物価指数
15日(金)
15日(金)
4月の企業物価指数
4月の消費動向調査
5月の米消費者態度指数速報値
5月の米ニューヨーク連銀景気指数
4月の米鉱工業生産・設備稼働率
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
人気に逆行して前後場仕成りを異にする日
<相場高低判断>
<相場高低判断>
保合うて放れ値あり