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ファンドオブファンズは手数料が二重取り

ファンドオブファンズ型の投資信託を購入する際は、運用手数料(信託報酬)が二重取りになっていることを理解してください。

ファンドオブファンズとは、投資信託を投資対象とした投資信託です。複数の投資信託に投資しているものなので、投資家はファンドオブファンズ方式の投資信託1つを購入することで、複数の投資信託を分散購入したことになります。分散効果が高いのがファンドオブファンズの大きなメリットです。

資ファンドオブファンズ方式で運営されている投資信託を購入する際は、値動きが異なる債券や株式に分散されているかが重要です。同じ動きをする投資信託を組み合わせても分散効果は薄いです。

さわかみファンズのような直販投信を組み込んでいるファンドオブファンズもあり、直販型をいつも使っている販売会社から購入できるメリットがあります。バランス型投資信託はファミリーファンド方式かファンドオブファンズ方式で運用されているものが多いです。
ファンドオブファンズのデメリット
ファンドオブファンズ方式で一番のデメリットは手数料が二重取りになることです。見た目上は、ファンドオブファンズを運用している会社に払う手数料分しか見えないので、それほど高くは見えませんが、実際はその運用会社が投資先のファンドを購入する際にも手数料がかかっています。

また、人気の無い投資信託をまとめて"分散投資"という名の下に販売しているだけのものもあると言われることもあります。まとめて購入することで販売手数料が割安になってほしいところですが、販売手数料が割高になってしまうのがファンドオブファンズ方式の残念なところです。
手数料の高さがデメリットではありますが、近年は手数料が割安なものも出てきています。手数料が安いのであれば検討してもいいと思います。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
8本の投資信託に投資するファンドオブファンズ方式ながら、販売手数料0%、信託報酬0.74%の投資信託です。この投資信託一つで30カ国以上の株式、10カ国以上の債券に投資ができます。SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)やマネックス資産設計Fなどの低コストのバランス型投資信託と比較できるだけの安い手数料に設定されています。

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