■ テクニカル : 調整トレンド継続
年初来高値(4/23 20,252円)から約1000円の下落、ストキャスK(13日)の10%割れ、一目均衡表の雲の上限(19,238円)に対する一定の抵抗感などが自律反発を期待させるものの、一陽介在五連陰線が示唆する調整トレンドを優位とみるのが賢明。
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□ 今晩のNY : 弱気優位
アジア市場の軟調さやNYダウ先物の戻りの鈍さからは、直近の軟調地合いを引き継いだ17,700前後~17,950ドルレンジでの推移が本線。
リスクシナリオとしては、英総選挙を受けた為替主導のアンワインドの加速→3月以降のボックス下限(17,600ドル)トライに警戒。
□ 明日の日本 : リスク回避ムード継続
NYなりに寄り付いた後は先物主導でリバ局面を迎える可能性がありますが、世界的な需給悪化ムードで迎える週末だけに、引けにかけてはリスク回避売り優勢の展開が本命視されます。
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★ 明日の戦略 : 明日の下げ ≠ “勝負どころ”
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□ 5月安のアノマリーへの警戒を継続!
業績トレンドの良好さ・適正株価からの割安感・テクニカル上の底値圏などのロジックが通用しない需給主導の下値模索基調ですので、明日も強引な買い下がり&フルポジションでのホールドなどは避けてください。
「3~5割の余力は極力キープしながら、週内は的と条件を厳選した仕込み、悩んだら買いは様子見、手仕舞いは実践」もそのまま。
※ 先物主体の方は19,000~19,600円の短期ボックス相場を念頭に逆張るのも妙手。(19,200以下を買いレンジ、19,400円超を売りレンジで対処。)
『 嵐の中では情動よりも理性重視! 』