明日から

ヒロろんさん
【連休中のNY市場】
5/1から5/5までの3営業日のNY市場は、序盤こそ買いが先行したものの、昨日はギリシャ支援やインフレ懸念により急反落。5/1の東証終値水準と比較すると、先物は19,540円→19,380円、ドル円は119.76→119.83と推移中。

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□ 今晩のNY : 波乱含み

注目イベントは4月ADP雇用報告とイエレンFRB議長の講演。前者の強弱は利上げ思惑の浮沈と相殺され、イエレン議長も昨日の急落を受けて利上げに積極的な発言は控えると想定されますので、節目の18,000ドルを意識したリバ基調が本線。

リスクシナリオとしては、昨日の「IMF高官によるギリシャ支援打ち切り示唆発言」に続く、ギリシャ関連での要人のネガティブ発言 → レンジ下限17,600ドルトライに警戒。


□ 明日の日本 : リスク回避ムード継続

NYなりに寄り付いた後、引けにかけてもリスク回避色の強い = 弱含みの展開が本命視されます。連休前安値(19,399円)を割り込むようなら目先で19,000円の底堅さを確かめに行く展開に要注意。

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★ 明日の戦略 : 調整が長引くケースを念頭に!
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現在の世界的な需給調整ムードが「月初の利確」により今週一杯で一巡するか、「5月安のアノマリー」により数週案ベースで続くかは流動的。

前者優位と見れば明日は強気対処が得策ですが、直近の世界的な債券安が大掛かりなポジション調整トレンドを示唆している事を踏まえれば、後者をケアしながら戦略を組み立てていたいところ。

よって、連休前に確保していただいた3~5割の余力は極力キープしつつ、週内は的と条件を厳選した仕込み、「悩んだら買いは様子見、手仕舞いは実践」を継続していってください。



『 視野を広く保ち、勝負どころを見極める! 』

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