本日の市況

ヒロろんさん


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
19531.63(+ 11.62)△0.06%

◎TOPIX  
1585.61(-  7.18)▼0.45%

◎売買高概算   22億3184万株
◎売買代金概算   2兆6073億円
◎時価総額   569兆3603億円

◎値上り銘柄数  353  
◎(年初来)新高値 31
◎値下り銘柄数 1431  
◎(年初来)新安値 48
◎変わらず     98

◎騰落レシオ(25日) 
92.98%(前日比1.00%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 
●○●●○○○●●○●○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比-0.87%  
75日線比+3.98%

◎為替  
(対 ド ル)119.76(前日比0.87円安)
     
(対ユーロ)134.67(前日比1.26円安)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
226.3円(-  2.4円)18043万株

2.富士通  <6702> 
651.0円(-142.2円)11415万株

3.三菱UFJ<8306> 
842.2円(- 13.7円) 9685万株

4.野村   <8604> 
778.7円(+  5.3円) 3668万株

5.ユニチカ <3103>    
59円(-    1円) 3568万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570> 
16470円(+   20円) 1357億円

2.三菱UFJ<8306> 
842.2円(- 13.7円)  813億円

3.富士通  <6702> 
651.0円(-142.2円)  741億円

4.トヨタ  <7203>  
8315円(-   43円)  615億円

5.ソフトBK<9984>  
7480円(-   25円)  560億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り980万株 買い1550万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比11円(0.06%)高の1万9531円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが195ドルの大幅安となったことを嫌気して朝方から売りが先行。昨日に日経平均株価が538円の大幅安となって警戒感が高まり、大型連休前とあって持ち高調整の売りも加わり、13:26には一時下げ幅が120円となって1万9399円まで下押しする場面がありました。

 ただ、売り一巡後は安値買い、突っ込み狙いの買いが入って下げ幅縮小。大引けは小幅ながらプラスに転じています。売買代金は概算2兆6073億円、上海市場はメーデーで休場です。


 尚、東証が本日発表した4月第4週(4月20~24日)の投資家別株式売買動向を見ますと、外国人投資家は4週連続となる大幅買い越しで買越額は7079億円。昨年11月第1週の7691億円以来の高水準です。個人は4週連続で売り越し、売越額は6009億円。年金基金の売買動向を映す信託銀行は4週連続で売り越し、売越額は986億円となっています。引き続き、外国人が国内勢の売りを全て吸収する構図となっています。


 業種別では、食品、医薬品、非鉄、土石などが高く、不動産、倉庫、海運、銀行などが下げています。

 個別銘柄では、伊藤忠が4日連続高で昨年来高値更新、20円高の1500円となっています。14時に2016年3月期の純利益が前期比9.8%増の3300億円となって2年ぶりに過去最高を更新し、増配見通しも発表。好感した買いが入っています。

 セメント・銅・加工・電子材料の4コア経営の三菱マテリアルが8円高の442円と値を上げて昨年来高値更新。16年3月期の連結経常利益が前期推定比12%増の920億円前後、年間配当は2円増の10円になる見通しと報じられ、好感した買いが入っています。

 衛生陶器シェア6割、海外積極展開のTOTOが135円高の1835円と値を飛ばして昨年来高値更新。16年3月期の好業績見通しを発表し、好感した買いが入っています。売上高5845億円(前期比7.3%増)、経常利益447億円(同12.7%増)、純利益318億円(同28.2%)としています。


 その他、好業績発表のコロプラが258円高の2730円、好業績見通しを好感してキリンHDが9.5円高の1595.5円、好業績&増配見通しを好感して自動車用シート材大手のセーレンが85円高の1133円。

 好業績発表で衣料品ネット通販「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが230円高の3195円、同じく好業績発表の日東電工が383円高の8080円、業績上方修正で帝人が11円高の418円、2期連続で過去最高益更新&増配見通しの村田製作が110円高の1万7080円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、セーレン、イビデン、TOTO、三菱マテ、アサヒHD、旭ダイヤ、伊藤忠、ニトリHD・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A
(6724)セイコーエプソン  2,600円

[UBS証券]
 据置き   A
(6988)日東電工  8,700円

 据置き   A
(7606)ユナイテッドアローズ  4,400円

[野村証券]
 据置き   A
(6135)牧野フライス  1,220→ 1,390円

 据置き   A
(9022)JR東海  27,000→28,000円

 引下げ A→B
(6702)富士通  880→  760円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A
(2914)JT  3,900円

 据置き   A
(4519)中外製薬  5,400円

[みずほ証券]
 据置き   A
(8725)MS&AD  3,200→ 3,900円

 据置き   A
(8766)東京海上  4,600→ 5,800円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】完全な状況などありえない                  **
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 投資に限らずですが、「完全な状況」を待つという理由で判断や行動を先延ばしすることはよくあることです。

 常に「ベストなタイミングで買い、ベストなタイミングで売る」ことが可能であればいいのですが、経験豊かな投資家でもそのようなことはめったにあることではありません。

 投資に関していえば、常に正しく「今が底値」あるいは「今が天井」と知らせてくれる客観的な何かがあれば良いのですが、底値は悲観的なムード一色で売りが最も多い時期に形成され、しかも過ぎて見なければ確定しません。

 天井も同じで、下がることなどあり得ないと思うほどに誰もが強気になった時で、売りを出そうものなら馬鹿者扱いされかねない状況において形成されます。底値と同じく過ぎてみて初めて天井と分かります。
 
 言えることは、事前にそれだと確信できる「完全な状況」などありえないということです。

 実際には常に不完全で不確実の中にあって目標を立て行動しなければならないということです。失敗を畏れず、その過程において起こることは全て受け入れ、あきらめず常に前進した人のみが成功の果実を手に入れることができます。

 バスケットボール史上最高の選手と評されるマイケル・ジョーダンは次のように語っています。


 
「自分は生涯で9千本以上のシュートをはずした。約300試合に負けた。

   
試合を決めるウィニングショットを任され、26回はずした。

    
人生で何度も何度も失敗を重ねてきた。

                
だからこそ、わたしは成功したのだ」と。






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【4】本日の経済指標等の結果                   **
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◎3月の全国消費者物価
(予想) 2.1%上昇 (結果) 2.2%上昇
                     
※増税分除くと0.2%上昇


◎3月の完全失業率  
(予想) 3.5%   (結果) 3.4%


◎3月の有効求人倍率 
(予想)1.15%   (結果)1.15%


◎3月の実質消費支出 
(予想)12.0%減  (結果)10.6%減


◎3月の現金給与総額
 前年比0.1%増 実質賃金は2.6%減


◎4月の新車販売台数
 前年比5%増 9カ月ぶりプラス


◎4月の軽自動車販売
 前年比22.5%減 4カ月連続マイナス


◎週間の対内証券投資 
 海外勢4週連続で買い越し 買越額8210億円


◎週間の部門別売買動向
 海外勢4週連続で買い越し 買越額7079億円


◎4月の中国PMI
 (予想)50.0 (結果)50.1



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