i-mizuhoインデックスシリーズ

[ves2さん]

◇i-mizuhoインデックスシリーズの概要
ブラックロックが運営し、みずほ証券とみずほ銀行から販売されているインデックス投資シリーズです。

22種類という幅広いラインナップが用意されています。信託報酬が比較的安く設定され、モーニングスターで低コストの投資信託を探しているとどの分野でも目に付きます。

i-mizuhoインデックスシリーズは2013年9月設定されました。販売会社はみずほ証券とみずほ銀行に限定されているので、2014年に始まったNISA向けに顧客の囲い込みを狙った作戦のように思われます。
信託期間が決まっており、2028年には終わる予定です。それほど短い期間ではありませんが、期限が設定されているのはデメリットです。
◇純資産総額
30億円を下回るときは繰上償還される場合があるとしていますが、設定から1年半経過した2015年4月20日時点で30億円に達しているファンドは一つもないのが現状なので今後の継続性に不安があります。
10億円を超えるファンドは3つあります。
・i-mizuho新興国債券インデックス21.29億円
・i-mizuho国内株式インデックス16.44億円
・i-mizuho国内リートインデックス12.61億円
それ以外は10億円以下です。
◇信託報酬
i-mizuho新興国株式インデックスを例にとってみると、ファンドの運用手数料は最大0.6264%にすると定めています。
委託会社0.2916ブラッククロックジャパン
販売会社0.2916みずほ銀行またはみずほ証券
受託会社0.0432みずほ信託銀行

i-mizuho新興国株式インデックスはShares Core MSCI Emerging Markets ETFに99%投資しているため、ETFの信託報酬0.36%も必要となります。
(目論見書では上場投資信託証券への投資割合に制限を設けないとしています。)
第1期はファンドの運用手数料が0.3%でしたが、その他手数料を合わせると0.94%という結果でした。