先日は、毎年恒例の新入社員が望む「理想の上司」が話題になりました。
今回は松岡修造さんが男性上司1位となりましたが、これも「世につれ」のたぐいで、テレビなどで活躍したり、ろ出が高かった人が上位にくる傾向があります。
反対に、上司の側に聞いた「理想の部下」のランキングがあってもいいかもしれません。外側にあるものや相手に、一方的に理想を望むことはよくありますが、内面に目を向けて自分自身はどうなのかという観点も時には必要です。
ところで、人を育てるときや人を動かすときに大変参考になる言葉(下記)を山本五十六(第26、27代連合艦隊司令長官)が残しています。
「やってみせて 言って聞かせてやらせてみて ほめてやらねば人は動かじ」
上杉鷹山(江戸中期の米沢藩藩主)の影響を受けたとみられる大変有名な言葉ですが、これには以下のような続きがあります。
「話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず」
「やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず」
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
20187.65(+ 53.75)△0.27%
◎TOPIX
1624.87(+ 3.08)△0.19%
◎売買高概算 27億5047万株
◎売買代金概算 2兆9198億円
◎時価総額 584兆1614億円
◎値上り銘柄数 804
◎売買高概算 27億5047万株
◎売買代金概算 2兆9198億円
◎時価総額 584兆1614億円
◎値上り銘柄数 804
◎(年初来)新高値 165
◎値下り銘柄数 926
◎(年初来)新安値 5
◎変わらず 151
◎騰落レシオ(25日)
◎変わらず 151
◎騰落レシオ(25日)
100.38%(前日比3.11%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
○○●●○●○●●○○○ 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+2.64%
75日線比+8.55%
◎為替
◎為替
(対 ド ル)119.80(前日比0.23円安)
(対ユーロ)128.05(前日比0.50円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
232.2円(- 0.3円)30041万株
2.三菱UFJ<8306>
2.三菱UFJ<8306>
861.7円(- 17.5円)15356万株
3.野村 <8604>
3.野村 <8604>
783.2円(+ 22.4円) 8721万株
4.新生銀 <8303>
4.新生銀 <8303>
258円(+ 5円) 7120万株
5.双日 <2768>
5.双日 <2768>
233円(+ 8円) 6499万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
17630円(+ 130円) 1525億円
2.三菱UFJ<8306>
2.三菱UFJ<8306>
861.7円(- 17.5円) 1339億円
3.ソニー <6758>
3.ソニー <6758>
3616.0円(- 59.5円) 744億円
4.みずほ <8411>
4.みずほ <8411>
232.2円(- 0.3円) 701億円
5.野村 <8604>
5.野村 <8604>
783.2円(+ 22.4円) 688億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1080万株 買い1370万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高、前日比53円(0.27%)高の2万0187円で取引終了です。
昨晩のNYダウが88ドル高となり、ナスダックは史上最高値更新まであと僅かと迫ったことを受け、東京市場も朝方から買いが先行。寄付き直後の9:01には上げ幅が118円となって2万0252円まで上昇する場面がありました。決算発表を控えて好業績期待から相場の先高観が強く、また日銀が追加金融緩和に踏み切るとの思惑も相場を押し上げています。
もっとも連日の上昇で買い一巡後は様子見気分が強まり、引けにかけては上げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆9198億円、上海総合指数は16ポイント高の4414です。
尚、東証が本日発表した4月第3週(13~17日)の投資家別売買動向では、外国人が3週連続で買い越しとなり、買越額は3083億円(前週は5910億円の買い越し)。一方、個人は3週連続で売り越し、売越額は3467億円となっており、外国人が国内勢の売りを吸収する構図となっています。
業種別では、海運、証券、商社、精密、食品、電機などが高く、ゴム、銀行、化学、医薬品、鉄鋼などが下げています。
個別銘柄では、三菱商事が39.5円高の2550円と値を上げて年初来高値を更新、三井物産も55.5円高の1680円、伊藤忠が8.5円高の1438.5円、丸紅が16.9円高の732円となるなど商社株が軒並み高。特段の材料は出ていませんが、PBR1倍割れの割安感や株価水準の出遅れ感を意識した買いが入っています。
野村HDが22.4円高の783.2円、大和Gが25.5円高の1029.5円と値を上げ、いずれも連日で年初来高値更新。企業の好業績観測を背景に日経平均株価が2万円乗せと好調であり、株式売買が活発になって証券会社の手数料収入が増えるとの見方から買いが入っています。
セラミックファイバー大手のイソライト工業が44円高の267円と20%近い上昇。昨日に15年3月期の業績予想を上方修正し、好感した買いが入っています。断熱材が半導体製造装置向けに好調です。
その他、川崎汽船が17円高の327円と大幅高、郵船も15円高の371円、アパレル名門で中国・山東如意の子会社のレナウンが11円高の231円、路線トラック草分けのセイノーHDが52円高の1416円、内装材のトップメーカーで営業利益上方修正&増配発表の東リが20円高の290円、建設コンサル上位で河川・道路に強い建設技術研究所が85円高の1409円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、清水建、大和ハウス、王子紙、イビデン、電通、大塚HD、コーセー、品川リフ、イソライト工、森精機、三菱電、パナソニック、京セラ、日産、三菱自、ホンダ、三菱商、野村HD、NTT・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1080万株 買い1370万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高、前日比53円(0.27%)高の2万0187円で取引終了です。
昨晩のNYダウが88ドル高となり、ナスダックは史上最高値更新まであと僅かと迫ったことを受け、東京市場も朝方から買いが先行。寄付き直後の9:01には上げ幅が118円となって2万0252円まで上昇する場面がありました。決算発表を控えて好業績期待から相場の先高観が強く、また日銀が追加金融緩和に踏み切るとの思惑も相場を押し上げています。
もっとも連日の上昇で買い一巡後は様子見気分が強まり、引けにかけては上げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆9198億円、上海総合指数は16ポイント高の4414です。
尚、東証が本日発表した4月第3週(13~17日)の投資家別売買動向では、外国人が3週連続で買い越しとなり、買越額は3083億円(前週は5910億円の買い越し)。一方、個人は3週連続で売り越し、売越額は3467億円となっており、外国人が国内勢の売りを吸収する構図となっています。
業種別では、海運、証券、商社、精密、食品、電機などが高く、ゴム、銀行、化学、医薬品、鉄鋼などが下げています。
個別銘柄では、三菱商事が39.5円高の2550円と値を上げて年初来高値を更新、三井物産も55.5円高の1680円、伊藤忠が8.5円高の1438.5円、丸紅が16.9円高の732円となるなど商社株が軒並み高。特段の材料は出ていませんが、PBR1倍割れの割安感や株価水準の出遅れ感を意識した買いが入っています。
野村HDが22.4円高の783.2円、大和Gが25.5円高の1029.5円と値を上げ、いずれも連日で年初来高値更新。企業の好業績観測を背景に日経平均株価が2万円乗せと好調であり、株式売買が活発になって証券会社の手数料収入が増えるとの見方から買いが入っています。
セラミックファイバー大手のイソライト工業が44円高の267円と20%近い上昇。昨日に15年3月期の業績予想を上方修正し、好感した買いが入っています。断熱材が半導体製造装置向けに好調です。
その他、川崎汽船が17円高の327円と大幅高、郵船も15円高の371円、アパレル名門で中国・山東如意の子会社のレナウンが11円高の231円、路線トラック草分けのセイノーHDが52円高の1416円、内装材のトップメーカーで営業利益上方修正&増配発表の東リが20円高の290円、建設コンサル上位で河川・道路に強い建設技術研究所が85円高の1409円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、清水建、大和ハウス、王子紙、イビデン、電通、大塚HD、コーセー、品川リフ、イソライト工、森精機、三菱電、パナソニック、京セラ、日産、三菱自、ホンダ、三菱商、野村HD、NTT・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
(3231)野村不動産 2,800→ 3,000円
[JPモルガン証券]
引上げ B→A
[JPモルガン証券]
引上げ B→A
(2914)JT 3,600→ 5,000円
[バークレイズ証券]
据置き A
[バークレイズ証券]
据置き A
(3382)セブン&アイ 4,900→ 6,100円
据置き A
据置き A
(6856)堀場製作所 4,950→ 5,400円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(6146)ディスコ 12,400円
据置き A
(6594)日本電産 10,300→10,000円
引下げ B→C
引下げ B→C
(4768)大塚商会 3,550→ 4,200円
[野村証券]
据置き A
[野村証券]
据置き A
(1812)鹿島 650円
据置き A
据置き A
(4507)塩野義製薬 3,800→ 5,100円
据置き A
据置き A
(7779)サイバダイン 4,300→ 4,200円
[SMBC日興証券]
据置き A
[SMBC日興証券]
据置き A
(2914)JT 4,390→ 4,960円
据置き A
据置き A
(5334)日本特殊陶業 4,200→ 4,000円
据置き C
据置き C
(6981)村田製作所 12,000→13,600円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(2337)いちごグループ 405→ 495円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】主力株=コア30 **
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アメリカの代表的な株価指数「ダウ工業株30種平均株価」(通称ダウ)はNY証券取引所に上場する約3200銘柄の中から26銘柄、ナスダック市場に上場する約2800銘柄の中から4社が採用されており、およそ6000銘柄中のわずか30銘柄の値動きが世界経済の指標となっています。
また、ダウを構成する銘柄は米国を代表する企業であると同時に世界的にも名が知られています。
日本においてダウに相当するのが「TOPIXコア30」で、東証1部上場の約1880銘柄の中でも流動性が特に高く(直近3年間の売買代金合計額の上位)、かつ時価総額上位の30銘柄(下記)で構成されています。
<コア30 構成銘柄>
2914 JT
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】主力株=コア30 **
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アメリカの代表的な株価指数「ダウ工業株30種平均株価」(通称ダウ)はNY証券取引所に上場する約3200銘柄の中から26銘柄、ナスダック市場に上場する約2800銘柄の中から4社が採用されており、およそ6000銘柄中のわずか30銘柄の値動きが世界経済の指標となっています。
また、ダウを構成する銘柄は米国を代表する企業であると同時に世界的にも名が知られています。
日本においてダウに相当するのが「TOPIXコア30」で、東証1部上場の約1880銘柄の中でも流動性が特に高く(直近3年間の売買代金合計額の上位)、かつ時価総額上位の30銘柄(下記)で構成されています。
<コア30 構成銘柄>
2914 JT
7751 キヤノン
3382 セブン&アイ
3382 セブン&アイ
8031 三井物産
4063 信越化学
4063 信越化学
8058 三菱商事
4502 武田薬品
4502 武田薬品
8306 三菱UFJFG
4503 アステラス薬
4503 アステラス薬
8316 三井住友FG
5401 新日鉄住金
5401 新日鉄住金
8411 みずほFG
6301 コマツ
6301 コマツ
8604 野村HD
6501 日立
6501 日立
8766 東京海上
6752 パナソニック
6752 パナソニック
8801 三井不動産
6758 ソニー
6758 ソニー
8802 三菱地所
6902 デンソー
6902 デンソー
9020 JR東日本
6954 ファナック
6954 ファナック
9432 NTT
7201 日産自
7201 日産自
9433 KDDI
7203 トヨタ
7203 トヨタ
9437 NTTドコモ
7267 ホンダ
7267 ホンダ
9984 ソフトバンク
ちなみに、昨日終値ベースの東証1部市場全体の時価総額は583兆2267億円でしたが、同じく昨日終値ベースの上記30銘柄の時価総額合計は190兆5790億円で、わずか30銘柄に過ぎない構成銘柄が、約1880銘柄が上場する市場全体の3分1のウェートを占めています。
それ故、このコア30銘柄は「主力株」とも言われ、海外の投資家にも馴染みが深い銘柄で占められています。
上記の補足ですが、コア30は1998年4月1日を1000ポイントとして算出されています。本日終値は834ポイントで、年初来高値を日々更新しつつ、現在は08年7月以来、6年9カ月ぶりの高値水準にあります。最近はコア30銘柄の上昇が話題になることが増えていますが、日経平均が約15年ぶり高値、東証株価指数(TOPIX)が約7年半ぶりの高値にあることと比較しますと、コア30が独歩高しているという感じはなく、むしろ出遅れ気味でさえあります。
ちなみに、昨日終値ベースの東証1部市場全体の時価総額は583兆2267億円でしたが、同じく昨日終値ベースの上記30銘柄の時価総額合計は190兆5790億円で、わずか30銘柄に過ぎない構成銘柄が、約1880銘柄が上場する市場全体の3分1のウェートを占めています。
それ故、このコア30銘柄は「主力株」とも言われ、海外の投資家にも馴染みが深い銘柄で占められています。
上記の補足ですが、コア30は1998年4月1日を1000ポイントとして算出されています。本日終値は834ポイントで、年初来高値を日々更新しつつ、現在は08年7月以来、6年9カ月ぶりの高値水準にあります。最近はコア30銘柄の上昇が話題になることが増えていますが、日経平均が約15年ぶり高値、東証株価指数(TOPIX)が約7年半ぶりの高値にあることと比較しますと、コア30が独歩高しているという感じはなく、むしろ出遅れ気味でさえあります。