「成長」か「インフレ退治」か

[おぢさんさん]

インフレが国内の安定を損なうと判断した国から、利上げに動いています。



それは「成長」を犠牲にしてもやむを得ない、という苦肉の選択でしょう。



インフレとそれに伴う各国の金利上昇は、「輸出」の片肺飛行に頼るわが国にも影響を与えずにはおきません。



国内ではデフレ状態は依然解消しておらず、一次産品の上昇でますます消費は委縮、自己防衛の方向にあります。



最近消費税の論議が盛んですが、この状況で増税に踏み切れば、過去の過ちを繰り返すことになるでしょう。



政策は事の是非より、タイミングがすべてですから。。



相場はいったんの反転が近づきつつあると考えますが、「投げ」がない以上、買うのは難しいと思います。