週明けの日本市場は、海外市場の大幅高を受けた後だったので同じく急騰した。
当然と言えば当然の想定。全員が同じ読みだったでしょう。
その後はどうなるかと言えば「小休止」かしらね。
中には値下がりする銘柄も数多く出るかも。それじゃ高値を買った人はどうなるの?
雇用統計が原因であれ程の急騰があったとは思えない。もし統計だけなら上がり過ぎ。調整下がりがあるのは必然の事。
この後の株価の動きは不透明。ギリシャ債務問題、中国景気低迷で金利引き下げ。
中国の場合を考えてみよう。今では世界に大きな影響を及ぼす経済市場になっている。
金融システムは非常に脆弱。闇の金融がはびこり投資資金は不動産投機に向かう。
バブルの実態は破綻し無人の高層住宅群が楼塔の様に立ち並ぶ。
労働人口は一人っ子政策で急減に向かう。人件費が高くなった外資は中国からアセアンに工場を移転する。
この中国が金利を引き下げる。そこまでしなければならない事態が生じている事の現れと捉えたい。
一時の突風的な追い風で海に出たら舟は急走しても不安定だ。強風でなくていいのだ。弱くてもいいから安定した追い風が吹く時に海に出たいものだね。