「テントウムシみ~っけ!」
鼻でつついていたり、手で触ってみたり。。
殺生はいけませんので、ほうきで私が外に逃がしました。
そこでふと思ったのですが。
大の虫嫌いの私でも、なんでだかテントウムシだけは許せる。フシギだ。ということでテントウムシについて考える。
まず、昆虫は一般に気持ち悪いものなのに、テントウムシには気持ち悪さが無い。
昆虫の気持ち悪さの源となってるであろう箇所。
1 触覚 意味がわからない。
2 足 ギザギザがありえない。
3 顔 カマキリとかひどい。
4 羽 カブトムシの固い皮の下のうっすい羽とかもう…
5 予測できない動き モンシロチョウは何で寄ってくるのか。
一方、テントウムシについてその箇所は
1 触覚はあるんだかないんだか。目立たない。
2 足は見えてない。
3 顔はよくわからない。
4 羽はちいさくてよくわからない。
5 動きはスローだし、指先まで登りきれば飛ぶ、という単純さ。
これだけに関わらず、テントウムシは…
・「テントウムシのサンバ」から連想される幸せなイメージ。
・アブラムシを退治する、正義の味方イメージ。
・「頭、胸、胴の3部構成」という昆虫の常識をぶち破るほぼ完璧な半球型ボディ。
・黒&赤のドットはポップな70年代風。
などなど、イケてる要素が満載です。
これほど自己のブランディングに成功している昆虫は他にはいないんじゃなかろうか。
テントウムシはまさに昆虫界の勝ち組であります。