6月30日の米国株式相場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反発。前週末比3ドル50セント高の1万1350ドル1セントで終えた。きつい下げが続いた後とあって値ごろ感や自律反発狙いの買いが入ったものの、金融株安が重しとなった。原油先物相場が一時最高値を更新したこともマイナス要因だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は22.65ポイント安の2292.98ドルで終えた。前週に予想を下回る決算を発表したリサーチ・イン・モーション(RIM)が下げ止まらなかったことなどが足かせとなり、ナスダック指数は3営業日続落した。一方、S&P500種株価指数は1.62ポイント高の1280.00で終えた。


