前回までのあらすじ:
会議は踊る!!
「どうも。魔王様。ドッカノ国の使者です。」
「どーも。使者さん。
魔王の元に乗り込んでくるとは、勇気がありますね!
タイトルどおりの物語になりそうです!
ところで、今日はどういったご用件でしょう。」
「殴り合いをすることは あまりにもありきたりなので、
今日は話し合いに来ました。」
「なるほど、新しいですね!
何を話し合いましょうか?」
「王子を返して欲しいのです。」
「それは困ります。
料理はまだまだですが、最近、掃除・洗濯を覚えてくれたので
だいぶ助かっているのですから。」
「王子に身の回りの世話を... これは新しいですね!」
「そうでしょう、そうでしょう。
新しい愛の形です!」
「ではこちらも、負けずと新しいことを考えないといけませんね。」
「是非お願いします。」
「こういうのはどうでしょう。
実は魔王様と王子とは結託していた、と言うのは。」
「すばらしい!」
「では早速、王子と打ち合わせをしたいので
呼んで頂けないでしょうか。」
こうして秘密裏に悪事は進行するのでした。
続く、といいな!