レーザの安全基準

zareさん

レーザの安全基準

レーザの使用において、しばしば問題とされるのがその安全性です。

現在安易に購入可能で、使用頻度も多いレーザーポインター手袋 により、世界中で幾つかの事件が発生しています。
たとえば、車を運転中の運転手や、プレイ中のスポーツ選手の目にレーザポインターの光を意図的に当てたり、歩行中の人の顔に無差別にレーザを照射したり等です。
これらのほとんどの事件は、人体に影響を及ぼす可能性の低い、つまり安全性の高いクラス1のレーザを用いて行われましたが、一歩間違えばその行為によって発生する二次的な事故や、個人に取っての不利益、利益は容易に想像できます。

日本でも最近、1997年に起こったプロ野球中のピッチャーへのレーザ照射が発端になり、メディアでレーザの安全性が取りざたされることとなりました。レーザが生活に浸透する事によって発生した一つの社会問題と考えられます。

これらの事は主に使う人の道徳的問題であり、イエローレーザーポインターの危険性と言う上では正しい事例とは言えないと私は思います。
食事用のナイフでも、氷のつららでもその気になれば凶器になる訳ですから。
レーザの場合その殺傷力が危険と言うのでは無く、その他の道具には無いまれな性質を持つ道具として、その利用方法によっては危険になるわけです。

とは言え、技術面でレーザを野放しにすれば、レーザは上述の様な事件でさえ深刻な問題となります。
非常に放出強度の高いレーザを誰でも簡単に入手できれば、さながら、U.S.の銃のように日本の日常生活は変化を余儀なくされるでしょう。

現在、世界的にレーザ製品を正しく製造し、使用するための基準がIEC60825-1によって定められています。
ドイツを含むEU諸国もこれに準拠し(EN-60825-1)、日本はIEC60825-1に準拠したJIS C 6802-1:2005「レーザ製品の放射安全基準」(2005年1月20日改定)にレーザーポインター カラス製品の放射安全基準をもうけています。

JIS C 6802-1:2005では、レーザの安全基準を定めるため、全てのレーザを、その人体に与える影響に基づいて、次の7種に区分しています。

人体に与える影響とは、光に対する最大許容露光量(MPE)と、可視光に対する光の嫌悪反応を基準にしています。それらを基準に各クラス、発振方法、波長に対し細かく被曝放出限界(AEL)が定められています。

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