昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -85.34 @17,949.59, NASDAQ +19.50
@5,014.10)。ドル円為替レートは119円半ばのやや円安方向へ動いた。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,126に対して、下落銘柄数は606となった。騰落レシオは97.27%。東証1部の売買代金は2兆8967億円。
昨日の株高の流れを引き継ぎ、TOPIXも日経平均もギャップアップして始まり、さらに上昇して陽線で終えた。これで「二空踏み上げ」となった。日経平均は15年ぶりに終値で2万円を回復した。日経平均で見るとまだ低いような気がするが、時価総額で見ると十分すぎるほど上げたように見える。本日の時価総額は583兆円となり、1989年末のバルブ絶頂期の590兆円目前まで上げてきた。つまり、バブル最盛期とほぼ同額のお金が株式市場に既に流れ込んでいると見ることができる。日経平均2万円が単なる通過点なのか、目標達成で利食い売り優勢になるのか今後の動きに注目したい。
TOPIX
+13 @1,622
日経平均 +225円
@20,134円
33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、銀行(2位)、その他金融(3位)、保険(4位)、空運(5位)となった。トップ4まではすべて金融株となった。