明日から

ヒロろんさん

■ テクニカル : 下値不安継続

20日線に抵抗感を示した長めの陽線が本日19,474円での短期底打ちを期待させるものの、MACD陰転に続いてストキャス(13日)や5日線・10日線のデッドクロスが売りサインとして追加されている事から、戦略上は「下値不安継続中」とするのが妥当。

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□ 今晩のNY : リスク回避優勢

日曜の中国景気刺激策を受けながらも動きが冴えなかった東京市場の推移からは、17,700ドル~17,800ドル後半での売り方優位の展開がメイン。ギリシャ問題に関する要人発言次第では17,600ドル台突入にも警戒。


□ 明日の日本 : 指数は底堅く、個別は弱含み

本日の19,500円割れにより一定の灰汁抜け感も生じているため、NYに異変がなければ19,500円台前半~19,700円台半ばでのしっかりとした推移が本線。ただし、個別株に関しては実需筋の様子見機運、市場マインドの警戒心の高まりにより上値が重くなりやすい一方、指数急落に際してはパニック的な売りも生じやすい事は念頭に。

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★ 明日の戦略 : ターゲット・買い条件は極端に絞って!
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昨日の中国追加刺激策の好影響は限定的となっていますので、本格反騰トレンド入りが来月中旬までずれ込む可能性を念頭においた慎重策で臨みたいところ。

※ ギリシャ支援問題の解決や米FOMCを前後した月内中の底打ちについては、楽観シナリオとして頭の片隅に。

よって、明日も『先の株高局面における軍資金の維持』を目的に、ストレス玉や中小型株のポジション縮小で3~5割程度の余力を確保しながら、的と買い条件を絞り込んでマーケットに対峙していってください。

※ 先物・個別ともに空売りを交えるのも有効ですが、その場合も余力は残しながらのロングショートとするのがおススメ。また、「ストレス玉」の定義は、下がっても買い増す意欲のない銘柄となります。


『 出口が見えるまでは体力温存! 』
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