本日の市況

ヒロろんさん

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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
19634.49(- 18.39)▼0.09%

◎TOPIX  
1582.68(-  6.01)▼0.38%

◎売買高概算   20億8443万株
◎売買代金概算   2兆3350億円
◎時価総額   569兆8122億円

◎値上り銘柄数  398  
◎(年初来)新高値 42
◎値下り銘柄数 1374  
◎(年初来)新安値 26
◎変わらず    109

◎騰落レシオ(25日) 
94.28%(前日比5.05%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 
○●○○○●●○●○●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+0.19% 
75日線比+6.22%

◎為替  
(対 ド ル)118.69(前日比0.11円高)
     
(対ユーロ)127.97(前日比0.18円高)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 
222.9円(+  0.3円)27199万株

2.三菱UFJ<8306> 
826.4円(+  4.4円)12000万株

3.新生銀  <8303>  
248円(+    4円) 4646万株

4.シャープ <6753>  
257円(-    4円) 3766万株

5.新日鉄住金<5401> 
313.2円(-  3.2円) 3356万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570>
16650円(-   50円) 1272億円

2.三菱UFJ<8306> 
826.4円(+  4.4円)  989億円

3.みずほ  <8411> 
222.9円(+  0.3円)  605億円

4.三井住友 <8316>
4958.0円(+  6.5円)  554億円

5.ソフトBK<9984> 
7583円(-   81円)  533億円


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1270万株 買い900万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前週末比18円(0.09%)安の1万9634円で取引終了です。中国が空売り規制を緩和したこと、加えてギリシャ債務問題を巡る警戒感が高まったことで先週末のNYダウは279ドルの大幅安。これを受けて東京市場も朝方から売りが先行、9:04には下げ幅が178円となって1万9474円まで下押しする場面がありました。

 ただ、下値では日銀やGPIFなどの公的マネーが流入してくるという見方は根強く、徐々に押し目買いが優勢となって12:51には一転して上げ幅72円まで上昇。その後は国内主要企業の3月期決算発表が本格化するとあって再び手控え気分が強まり、小幅安での引けとなっています。売買代金は概算2兆3350億円、上海総合指数は70ポイント(1.6%)安の4217です。

 業種別では、空運、医薬品、海運、食品、電機などが高く、不動産、証券、商社、石油などが下げています。

 個別銘柄では、携帯向け情報配信の日本エンタープライズが急伸、38円高の383円となっています。先週末の引け後に電子書籍サービス「BOOKSMART」で「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」、「キャプテン翼」など週刊少年ジャンプの集英社コミック約1700タイトルを配信すると発表。価格は紙の本と同等の350~450円前後であり、業績拡大への思惑買いが膨らんでいます。

 古河電工が3日連続高、3円高の218円と年初来高値を更新です。2016年3月期の連結営業利益が前期推定比35%増の230億円程度になる模様と報じられ、好感した買いが入っています。円安を背景に光ファイバーが欧米向けに伸びています。増配の公算大です。

 米菓最大手の亀田製菓が205円高の4905円と大幅高。日米間で大詰めを迎えているTPP(環太平洋経済連携協定)関連銘柄として、思惑買いが入っています。同社は製品にミニマムアクセス(MA)米を使っており、日本側が米国産のコメに特別輸入枠を設けることになれば収益面に寄与するとの連想が働いています。

 クボテックが3日連続でストップ高、80円高の570円となっています。鉄道総合研究所が同社や古河電工などと開発を進めてきた世界最大級の超電導フライホイール蓄電システムの実証機が完成し、試運転を開始したと発表。好感した買いが集まっています。

 14日付でジャスダックから東証1部上場へ変更となったフィールズが212円高の2046円と大幅高。スマートデバイス向けゲーム「アニマル×モンスター」の初速が好調であり、今後は主力の遊技機販売も回復に向かうとみられ、業績向上への期待が高まっています。

 その他、全国トップの家具・インテリア製造小売りチェーンのニトリが240円高の8660円、NTTデータが50円高の5500円、しょうゆ最大手でシェア約3割を有するキッコーマンが70円高の3660円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、大王紙、アース製薬、クミアイ化学、古河電工、オークマ、クボテック、スター精密、三菱UFJ、丹青社・・・等々です。





【相場格言】  
~ 二度に買うべし、二度に売るべし ~


 

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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A
(6770)アルプス電気  3,300→ 3,800円

 引上げ C→B
(6727)ワコム  450→ 570円

[UBS証券]
 据置き   A
(3086)Jフロントリテ  2,000円

[モルガンSMUFJ証券]
 引下げ A→B
(3231)野村不動産  2,600→ 2,700円

 引下げ A→B
(6256)ニューフレア  7,500→ 6,300円

[バークレイズ証券]
 引上げ B→A
(2767)フィールズ  1,500→ 2,400円

 据置き   A
(4543)テルモ  3,100→ 3,700円

 据置き   A
(4544)みらかHD  5,900→ 6,400円

 据置き   A
(6869)シスメックス  5,800→ 8,000円

 据置き   A
(9072)日本梱包運輸  2,100→ 2,500円

 引下げ B→C
(7867)タカラトミー  610→ 600円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ C→A
(6103)オークマ   860→ 1,470円

 据置き   A
(6135)牧野フライス  1,400→ 1,460円

 据置き   A
(6807)日本航空電子  3,400→ 3,600円

[みずほ証券]
 据置き   A
(3050)DCM  900→ 1,200円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】バスケット取引とは                     **
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 「前場引け後のバスケット取引で買い決め優勢と伝わり、午後の相場は堅調に推移・・」といった市況解説を目にしたことがあるかと思います。

 バスケット取引とは、多数の銘柄の注文をまとめて取引を執行することで、一つのバスケット(かご)に商品をまとめて一括して取引するようなイメージからこのように呼ばれます。

 一般的には15銘柄以上かつ売買代金が1億円以上の大口取引で、機関投資家が保有銘柄を入れ替える時などに、買いたい(売りたい)複数の銘柄について価格を指定して、通常は前場終了後の昼休みなどの立会時間外に証券会社に発注します。

 注文を受けた証券会社は、後場に機関投資家の買い(売り)に対して自社の自己売買部門が売り(買い)向かうことにより取引を成立させます。

 このような取引形態から「売り決め・買い決め」と表現され、大口の取引であることから市場の流れに影響を与えるケースが少なくなりません。

 前引け後の時間外に行われるバスケット取引で「買い決め(機関投資家の買い・証券会社の自己売買部門の売り)」が多ければ後場は堅調に推移する傾向があり、反対に「売り決め(機関投資家の売り・証券会社の自己売買部門の買い)」が優勢だったとして午後の相場が弱含むケースも見られます。

 なお、バスケット取引の詳細な情報は開示されていませんが、その動向(推測)は市場ニュースとして流れます。




中国人民銀行(中央銀行)が今回引き下げた「預金準備率」とは、金融機関が保有する預金の一定割合を中央銀行に無利子で預けなければならない準備預金の割合のことで、この比率が引き下げられるとその分だけ貸し出しが増え、市中に回る資金が増える(流動性が増す)効果が期待できます。今回の「1%」
という引き下げ幅は、リーマンショックの最中にあった2008年11月以来の事で、これによって中国の金融機関は約23兆円の資金を融資に回すことが可能になります。
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