□ 明日の展望 : 売り一巡後は先物次第
19,530円まで下落しているCME225にサヤ寄せした軟調スタート後、引けにかけては先物で20日線19,605円)を意識した買戻し・自律反発狙いの買いが下支えとなる展開が予想されます。想定レンジは19,450~19,650円。
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★ 今週の戦略 : 余力確保 → 底打ち期の見極め!
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□ リスクシナリオへの備え : 目先の底打ちタイミングとしては以下の3か所を中心視。
1、ギリシャ支援問題の解決(今週前半~月末)
2、米FOMC(4/28,29)前後
3、4,5月恒例の欧米ヘッジファンドの需給調整一巡後(5月中旬)
いずれの場合も今週中に「底打ち完了→本格上値模索トレンド回帰」となる可能性は低くなっていますので、まずはリスク許容度に応じた3~5割の余力確保を優先していって下さい。
※ 世界的な需給調整の程度が日本株の底打ち時期に大きく影響する事や、アルゴ特有の一方向的な下げも想定されますので、「日経平均・個別株ともにテクニカルを中心視した底打ちメドの判断」はハイリスク。
※ 先物・個別ともに空売りを交えるのも有効ですが、その場合も余力は残しながらのロングショートまでとするのがおススメ。
□ 中小型株の持ち高比率を縮小 : 独自の悪材料がないまま売りが売りを呼ぶ‘連鎖安’をケア。手仕舞いの優先順位は、含み損の大きい銘柄→ストレス化している銘柄→(最後に)含み益銘柄。
※ ロスカットを軽々しくご提案するつもりはありませんが、『先の株高局面における軍資金維持』のイメージでポジション整理を進めていって下さい。
懸念通りに全体需給が軟化した場合は「東証主力株の買い場探し」がメインとなり、年後半にかけては「逆襲+アルファ」が十分に可能な地合いとなるはずです。
『 積極的なネガティブ戦略! 』