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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
19652.88(-232.89)▼1.17%
◎TOPIX
1588.69(- 10.73)▼0.67%
◎売買高概算 26億8328万株
◎売買代金概算 2兆9720億円
◎時価総額 572兆1329億円
◎値上り銘柄数 461
◎(年初来)新高値 128
◎値下り銘柄数 1301
◎(年初来)新安値 11
◎変わらず 119
◎騰落レシオ(25日)
99.33%(前日比6.40%低下)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
○○●○○○●●○●○● 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+0.37%
75日線比+6.47%
◎為替
(対 ド ル)118.97(前日比0.32円高)
(対ユーロ)127.79(前日比0.90円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
222.6円(+ 1.9円)28213万株
2.三菱UFJ<8306>
822.0円(+ 16.7円)16237万株
3.シャープ <6753>
261円(- 16円)10370万株
4.NEC <6701>
392円(+ 4円) 4238万株
5.日立 <6501>
794.1円(- 14.7円) 4186万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
16700円(- 400円) 1636億円
2.三菱UFJ<8306>
822.0円(+ 16.7円) 1327億円
3.ソフトBK<9984>
7664円(- 22円) 778億円
4.三井住友 <8316>
4951.5円(+ 46.5円) 716億円
5.みずほ <8411>
222.6円(+ 1.9円) 627億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1150万株 買い980万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比232円(1.17%)安の1万9652円で取引終了です。
昨晩のNYダウは6ドルの小幅安でしたが、ギリシャ金融支援問題を巡る先行き不透明感から欧州株が下落しており、加えて円相場が1ドル=118.90円前後と118円台の円安に振れたことが嫌気され、朝方から売りが先行。昼からは国内主要企業の決算発表が来週から本格化することから手控え気分が強まる中、週末のポジション調整の売りが重なり、引けにかけて下げ幅を広げています。商社など資源関連や銀行株は逆行高です。売買代金は概算2兆9720億円、上海総合指数は大幅高で92ポイント(2.2%)高の4287です。
業種別では、相場全般大きく下げる中にあって、石油、非鉄、銀行、商社、鉄鋼などが高く、小売、精密、電機、機械、食品、サービスなどの下げが目立ちます。
個別銘柄では、相場全般安の中にあって、銀行株が上昇。三菱UFJが16.7円高の822円、三井住友FGが46.5円高の4951.5円、ふくおか銀が16円高の691円といずれも昨年来高値を更新しています。GPIFやかんぽ生命など公的資金の買いが入るとの思惑買いが入っています。
三井物産が27.5円高の1640円、三菱商事が47.5円高の2497円、伊藤忠は36円高の1451円と連日で昨年来高値を更新するなど商社株が軒並み高。昨晩のNY市場で原油価格が0.32ドル高の56.71ドルと連日で上昇してきており、資源関連との位置づけから買いが入っています。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった投資指標面での割安感も意識されています。
いすゞ自動車が19.5円高の1596円、日野自動車が15円高の1675円、トラック部品メーカーのプレス工業が3円高の513円となるなど「トラック関連」が上昇。安倍首相が4月26日から米国を訪問するため、TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉が進展するとの思惑買いが入っています。米国の輸入関税がトラックは25%と高く、関税が引き下げられると大きなメリットとなります。
クボテックが連日でストップ高、80円高の490円となっています。鉄道総合研究所が同社や古河電工などと開発を進めてきた世界最大級の超電導フライホイール蓄電システムの実証機が完成し、試運転を開始したと発表。好感した買いが集まっています。
その他、今春配信予定のゲーム「LINEリラックマころろんパズル」の事前登録者数が25万人と報じられ、イマジニアが184円高の1526円。1893年創業の工業薬品企業で電池正極材・セラミック材料など電材強化中の日本化学が12円高の275円、東海地盤の焼き肉チェーンあみやき亭が310円高の5170円と大幅高です。
本日の新高値銘柄は、王子紙、大王紙、東亜合成、アース製薬、JX、リンナイ、カシオ、ホンダ、クボテック、伊藤忠、三菱UFJ、三井住友、ふくおか銀・・・等々です。
【相場格言】
~ 二度に買うべし、二度に売るべし ~
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【2】主な投資判断 **
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[メリルリンチ証券]
据置き A
(4901)富士フイルム 4,400→ 5,100円
引下げ B→C
(6971)京セラ 6,300円
[クレディS証券]
引下げ A→B
(3941)レンゴー 550→ 510円
[UBS証券]
据置き A
(4005)住友化学 630→ 750円
据置き A
(9432)NTT 7,500→ 9,000円
据置き A
(9843)ニトリ 8,800→11,000円
据置き A
(9990)サックスバー 1,900→ 2,500円
[モルガンSMUFJ証券]
据置き A
(6981)村田製作所 18,000→20,500円
[野村証券]
新 規 A
(2398)ツクイ 1,200円
据置き A
(2269)明治HD 15,000→19,000円
据置き A
(2802)味の素 2,850→ 3,350円
据置き A
(7701)島津製作所 1,510→ 1,900円
[三菱UFJMS証券]
引上げ B→A
(6707)サンケン電気 980→ 1,130円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】スポーツ用品業界 **
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これまで五輪に出場する日本選手団のウェアは、アシックス、ミズノ、デサントの3社が持ち回りで担当してきましたが、16年のリオデジャネイロ、18年の平昌、20年の東京の3大会に関しては、東京五輪・パラリンピック組織委員会と「ゴールドパートナー」契約を締結したアシックスが独占的に提供します。東京五輪では約8万人のボランティアのユニフォームもアシックスが担当する予定です。
ちなみに、スポーツ用品業界では、もともとはオニツカタイガー(現アシックス)製シューズのアメリカにおける輸入販売代理店だった米ナイキが世界最大手で、最新の決算となる14年5月期の売上高は278億ドル(約3兆3千億円)です。2位は独アディダスで、直近14年12月期の売上高は145億3400万ユーロ(約1兆8300億円)。この2社が業界2強となっています。
3位は、アディダスと創業者同士が兄弟の独プーマで、14年12月期の売上高は29億7200万ユーロ(約3700億円)ですが、このポジションを巡っては日本のアシックスと米アンダー・アーマーを含めて熾烈な競争が展開されています。
アシックスは15年12月期の売上高を4230億円と見込んでおり、プーマを抜いて世界3位に浮上する可能性がありますが、成長著しいアンダー・アーマーは15年12月期は売上高37億6000万ドル(約4400億円)を計画しているとされ、世界3位の行方は混とんとしています。
国内のスポーツ用品業界では、今期予想売上高で見るとアシックスが断トツの4230億円で、次いでミズノの1960億円、3位がデサントの1400億円。
「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」などのブランドを展開するゴールドウィンの今期の予想売上高は580億円、バドミントンとテニス用品に強いヨネックスは490億円、野球用品で定評のあるゼットは385億円となっています。
ちなみに、アシックスの売上高は過去10年でおよそ3倍になっています。近年のランニングブームも追い風となっていますが、躍進のきっかけは「オニツカタイガー」ブランドの復刻で、海外では高級カジュアルシューズとしての地位を確立しています。
利回り28%といえば、100万円を預けて年間に28万円の利息を受け取れることになります。(税金等を考慮せず、単利だとして)例えばこれが3年物の債券であれば、100万円の元本に対し28万円の利息を3回受け取れることになります。割引債であれば、3年満期で額面100万円の債権が54万円で購入できるということになります。実はこれは昨日のギリシャの3年物国債の利回りですが、改めて「リスク」ということについて考えさせられます。