年初より右肩上がりで上昇して来た株式市場。ここに来て上値が重たくなっていた。
仕掛け買いと言うか大人買いがあった時だけ上がるようになって、足取りがおぼつかないモタモタになった頃、時は春(▼▼メ)が刈り取りの時期を迎える。
上がらないと見ると利確売り行動に走るのはこの世界の常識。早い者勝ちの売り逃げが始まる。
ここで格好の材料「ギリシャ」を使う。
欧州の優等生独株式市場が上がり過ぎな状態を衝かれた。
大陰線が突如現れたかと思ったら翌日はもっと大きな大陰線が連発。チャートは悲惨な土石流型になった。
NYダウも影響を免れず後を追って急落。日経先物も追随した。
ただ日経はGPIFや政府の意向を汲んでのことか下げ幅が緩やかだね。
幸運な事に週末を挟んでいる。ショックが少しは和らぐのかな。
個人投資家の中には上昇する相場に慣れてしまって、リスク管理が疎かになった人達が大勢いる。
高値を追って買い進み、取得平均コストが非常に高くなっている。ここでハシゴを外されるとどうなるか。いままでの含み益などは一瞬でぶっ飛んで含み損に様変わりする。
上がるのは時間がかかるが下がるのは超短時間で下がる。逃げようもないくらい早いのが株なんだな。
大きく下がれば買いたいチャンスが生まれるだろうが、方向感が出るまでは行楽の春を楽しむのが良いんだろう。
と言う訳で爺ちゃんは毎日遊んでいるぞよ。