１６日の相場展望

[ヒロろんさん]

米国株式市場は、ＥＣＢは量的緩和を継続維持を決定し欧州株高。
米鉱工業生産指数は市場予想を下回り悪化したものの、インテルやデルタ航空の好決算に反応した。
ＮＹダウは△７５ドル高と続伸して引けた。

１６日の東京株式市場は、為替の円高が重しとなりそうだが底堅い展開に変化は無いだろう。外部環境の良さや、国内の需給の良さを
背景として、大きく崩れにくい展開だ。
世界の運用担当者の意見は、過大評価がアメリカで、過小評価が日本と欧州だった。
日経平均は２万円を乗せたが、ＴＯＰＩＸは１５年前よりもリーマンショック前の水準も取っていないことを忘れずに、中小型株を買う動きが広がっている。
その背景には、３月期決算企業の発表が本格化するまで好業績の中小型株で「安全運転」をしておきたい投資家心理が影響しているようだ。
銘柄が横に拡がって来ることを実感していただきたい、個別銘柄物色の押し目買いで対処したい。