早いものであれから1年経ちますが、昨年(2014年)の本日4月16日の午前9時頃、韓国の旅客船「セウオル号」が沈没する海難事故が発生しました。
ところで、ウォール街の相場格言に
「良い銘柄だけを残せば利益は自然に生まれる」
とあります。多くの方は普通、買った銘柄の中から利の乗った銘柄を売却していきます。このため、手元に残っている銘柄は下がってどうにもならない銘柄、すなわち悪い銘柄ばかりとなり、長期間の塩漬けとなってしまいます。
上記の相場格言は、この逆のやり方を勧めています。つまり、期待通りに値上がりしない銘柄から処分して、上がっている銘柄、すなわち利が乗っている銘柄だけを手元に残せば、そういう銘柄は更に値上がりする可能性が高く、結果としてトータルでの投資成果が向上するという訳です。
これまで多くの方を見てきましたが、やはり上がった銘柄から売っていく、そして最後には言葉は悪いですが、ゴミ箱と化していく、これがほとんどのパターンです。儲かった分をそっくりと吐き出し、更に損の上塗りをしていくという悪循環に陥る訳です。
「良い銘柄だけを残す」、この戦略で臨めば投資成果はこれまでよりも向上するはずです。