■ テクニカル : 日柄調整継続
月初以来の5日線割れが「上昇トレンド過程の日柄調整ムード」を強める格好。下値は19,700円どころに控える10日線や19,600円手前の20日線がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。
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□ 今晩のNY : 買い優勢 ± 景況感
10日線に下方硬直性を示しながらの下ヒゲ陽線によるテクニカル良化やインテルの決算が時間外で好感された流れから、17,950~18,200ドルレンジでの買い優勢の推移が本線。
ECB理事会や米4月NY連銀製造業景気指数、3月鉱工業生産、ゴールドマンやアメックスの決算については、強弱感が交錯することで現在の反騰トレンドへの影響はないとみていますが、需給調整を誘発する場合には17,800ドル付近までの下ブレも念頭に。
□ 明日の日本 : 模様眺め
日米決算待ちによる19,700円台半ばから19,900円台後半にかけての模様眺め色の強い展開がメイン。
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★ 明日の戦略 : 続・19,700~20,300円レンジの逆張り!
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NYダウやドル円など重要指標に大陰線が生じなければ、明日も大局強気スタンスの継続が正攻法。
19,700円どころまでの良識的な調整を念頭に余力を空け、指値を分散したら、20,300円水準までの上昇を意識しながら「利益確定は必要最小限に止める」イメージで臨んでください。
ターゲットは“中小型内需系好トレンド銘柄”中心で不変。ただし、ポートフォリオを中小型のみで占めるのはリスク過多だけに、東証主力も交える事で突発的な需給悪化に備えたいところ。「近似業種、近似チャート」の複数保有を回避することで極力銘柄数を絞るスタンスもそのまま。
※ 方向感に乏しい流れが続いていますので、連日代わり映えのないコメントで申し訳ありません。ただし、来週からGW前後にかけては日々決断を強いられる慌ただしい展開も想定されますので、現状は肩の力を抜いて俯瞰しながら“勝負どころ”を模索していってください。
『 足を止めても思考は止めず! 』