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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
19869.76(- 38.92)▼0.20%
◎TOPIX
1588.81(- 2.01)▼0.13%
◎売買高概算 19億5281万株
◎売買代金概算 2兆3229億円
◎時価総額 572兆8680億円
◎値上り銘柄数 612
◎(年初来)新高値 155
◎値下り銘柄数 1137
◎(年初来)新安値 8
◎変わらず 131
◎騰落レシオ(25日)
109.50%(前日比3.52%低下)
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗
●●○○●○○○●●○● 50.0%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+1.74%
75日線比+7.95%
◎為替
(対 ド ル)119.56(前日比0.30円高)
(対ユーロ)127.32(前日比0.90円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
213.1円(- 0.8円) 8513万株
2.アルテック<9972>
370円(+ 80円) 6687万株
3.三菱UFJ<8306>
783.7円(+ 3.7円) 4659万株
4.双日 <2768>
210円(+ 1円) 4127万株
5.シャープ <6753>
265円(+ 1円) 3157万株
◎売買代金上位
1.ソフトBK<9984>
7624円(+ 123円) 1202億円
2.日経レバE<1570>
17050円(- 80円) 1070億円
3.トヨタ自 <7203>
8273円(- 12円) 441億円
4.ソニー <6758>
3779.5円(+ 29.5円) 399億円
5.三菱UFJ<8306>
783.7円(+ 3.7円) 364億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1080万株 買い1460万株
本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比38円(0.20%)安の1万9869円で取引終了です。
昨晩のNYダウは59ドル高となりましたが、円相場が1ドル=119円台の円高に振れたことを嫌気して、加えて2万円の節目を目前にした警戒感も意識され、朝方から売りが先行。14:06には一時下げ幅が84円となる場面がありました。ただ、下値では押し目買い意欲は根強く、下値を売り込む動きは限定的。引けにかけては下げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆3229億円、上海総合指数は51ポイント(1.2%)安の4084です。
業種別では、空運、陸運、建設、土石などが高く、医薬品、食品、証券、石油などが下げています。
個別銘柄では、サマンサタバサのバッグで成長中のサマンサJPが105円高の1190円と大幅高。昨日の引け後に16年2月期の連結純利益が前期比19%増の17億円になる見通しを発表し、収益拡大を好感した買いが入っています。空港に免税店を出店しているほか、アジアでの店舗出店も積極化。訪日観光客増加の恩恵を受けるインバウンド関連としての買いも入っています。
ドトールコーヒーを展開するドトール・日レスHDが145円高の2272円と大幅高、08年2月15日以来7年2ヶ月ぶりに上場来高値を更新しています。昨日の引け後に16年2月期の純利益が前期比7%増の55億円になる見通しと発表。13年2月期以降、4期連続の最終増益となることを好感した買いが入っています。食事メニューを充実させた喫茶店「星乃珈琲店」も好調です。
イベント制作最大手で博覧会や企業の販促活動などの企画運営を手掛けるTOW(テー・オー・ダブリュー)が51円高の1020円と値を飛ばしています。13時に15年6月期の配当を年33円(前期は28円)に増配する計画を発表。株主還元を強化する方針を好感した買いが入っています。
ソニーが29.5円高の3779.5円と値を上げ、連日で年初来高値を更新です。7日にスマートフォンやタブレットに搭載する画像センサーに約450億円追加投資すると発表し、積極投資を好感する買いが継続しています。尚、直近の信用売り残は582万株と買い残の331万株を大幅に上回り、信用倍率0.5倍台の好取組みとなっています。
その他、四半期決算を発表した半導体世界最大手の米インテルが時間外取引で買い優勢となっていることを受け、インテル関連のSUMCOが43円高の2140円、新光電工が28円高の884円と値を上げ、JR東日本が410円高の1万0725円と大幅高で昨年来高値更新。
清水建設が35円高の873円、大林組が29円高の828円、大成建設が12円高の685円、飛島建設が13円高の253円、前田建設が22円高の898円と調整一服から建設株が動き始めています。
本日の新高値銘柄は、清水建、戸田建、積水ハウス、サントリー、ドトール、セブン&アイ、TOW、森精機、ソニー、ドンキホーテ、ヨンドシー、松屋、セブン銀行、JR東日本、NTT、ソフトバンク・・・等々です。
【相場格言】
~ 二度に買うべし、二度に売るべし ~
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
(6594)日本電産 10,000→ 9,500円
引上げ B→A
(6976)太陽誘電 1,700→ 2,150円
据置き A
(6762)TDK 10,000→10,500円
据置き A
(6981)村田製作所 17,000→20,500円
[UBS証券]
据置き A
(2587)サントリー食品 5,000→ 6,000円
据置き A
(9984)ソフトバンク 11,200→11,000円
据置き B
(9433)KDDI 2,733→ 2,800円
据置き C
(6301)コマツ 2,250→ 2,150円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(3141)ウエルシア 4,900→ 5,100円
据置き A
(7230)日信工業 1,950→ 2,050円
据置き A
(7313)TSテック 3,100→ 3,350円
[野村証券]
据置き A
(9201)日本航空 4,500→ 4,700円
据置き A
(9202)ANA 370→ 400円
[SMBC日興証券]
据置き A
(1802)大林組 900→ 970円
引上げ B→A
(1803)清水建設 970→ 1,030円
据置き A
(1812)鹿島 630→ 680円
引上げ B→A
(3626)IT HD 2,000→ 2,800円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(8058)三菱商事 2,800→ 2,950円
据置き A
(6768)タムラ製作所 610→ 650円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】条件付き注文 **
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オンライン取引が普及する以前の売買注文は、価格を指定する「指値(さしね)」注文と、価格を指定しない「成行き」注文、前引けまたは大引けの売買のみに参加する成行き注文「引成(ひけなり)注文」や、寄り付きまたは引けの売買のみ参加する「条件付指値注文」など、あまり種類は多くありませんで
した。
しかし現在は、条件付きの多様な注文が可能となっており、相場に張り付いて見ていることができない個人投資家にとりましても大きなメリットです。
参考までに、カブドットコム証券で可能な条件付き注文をいくつかご紹介させていただきます。
【逆指値注文】
通常の指値注文とは逆で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」という注文。
ロスカット(損切り)に限らず、たとえば「800円で購入した株が上昇し、1200円を狙えそうだが、1100円を下回るようだったら売り」といった場合にも有効なのが逆指値です。また、相場がボックス圏を上放れた際(上値抵抗を突破した際)のトレンドフォローも可能です。
【W指し値注文】
売買注文の際に、時価の上下で指値+逆指値ができる条件注文。たとえば、時価700円の手持ち株の売却で「760円の指値注文を出しつつ、株価が680円まで下がったら指値を678円に訂正」といった設定が可能になります。この場合、700円が買い値だとすると、760円の注文は利益確定の売りで、678円への指値訂正は損失確定の売りとなります。
【Uターン注文】
たとえば「300円で買って、330円で売る」というように、買い注文の際に、その銘柄の売り注文まで予約が可能。この場合、買いが約定してから、売りが自動発注されます。
【リレー注文】
銘柄を乗り換える際「手持ちのA株を売って新規にB株を買いたい」場合の注文方法で、売り注文→約定確認→買い注文という一連の操作が一度の注文で設定が可能です。
来年の米大領選挙へ向けて選挙戦がスタートしています。今は日米ともに企業業績の良し悪しで相場が動いていますが、これから米大統領選が進むにつれて有力候補の掲げる政策や言動も相場を動かします。