■ テクニカル : 続・日柄調整
直近レンジ内かつ上下幅100円未満の小動きにより特段の方向感は生じず。5日線に抵抗感を示した小幅陽線や10日・20日線との乖離を踏まえれば、「上昇トレンド過程の日柄調整」が優位な形状。
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□ 今晩のNY : 波乱含み
NYダウのテクニカルはレジスタンスライン(紫)を上ブレるか、サポートライン(緑)まで調整を入れるかの正念場。
決算シーズンの幕開けとなったアルコアの好決算からは、本日のJ&J、JPモルガンもプラス材料視される可能性が高いとみていますので、17,900~18,150ドルレンジでの買い優勢の展開を本命視。
リスクシナリオとしては、これらがコンセンサスを下ブレた場合や、ギリシャ&ドル高懸念などがネックとなった場合の17,800ドル割れに警戒。
□ 明日の日本 : 売り買い交錯
NY市場の結果や引け後のインテルの決算に異変がなければ、19,800~20,000円前後での持ち合い継続が本線。
※ インテルについては、先月の下方修正に続いて 業績悪化懸念を高めるような内容になるなら、19,700円どころまで深押すシーンも念頭に。
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★ 明日の戦略 : 19,700~20,300円レンジを逆張り!
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NYダウやドル円など重要指標に大陰線が生じなければ、明日も大局強気スタンスの継続が正攻法。
19,700円どころまでの良識的な調整を念頭に余力を空け、指値を分散したら、20,300円水準までの上昇を意識しながら「利益確定は必要最小限に止める」イメージで臨んでください。
個別物色については“中小型内需系好トレンド銘柄”で不変。
直近のマザーズの復調気配により買いたい銘柄は多岐に渡るかと思いますが、「近似業種、近似チャート」の複数保有を回避することで極力銘柄数を絞って攻めたいところ。
『 狙い球を絞って叩く! 』