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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
19905.46(- 2.17)▼0.01%
◎TOPIX
1586.26(- 3.28)▼0.21%
◎売買高概算 17億0247万株
◎売買代金概算 2兆1398億円
◎時価総額 572兆2945億円
◎値上り銘柄数 731
◎(年初来)新高値 148
◎値下り銘柄数 1000
◎(年初来)新安値 11
◎変わらず 148
◎騰落レシオ(25日)
107.76%(前日比0.76%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗
●○●●○○●○○○●● 50.0%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+2.43%
75日線比+8.48%
◎為替
(対 ド ル)120.36(前日比0.14円高)
(対ユーロ)127.64(前日比0.25円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
213.3円(- 0.3円) 6897万株
2.三菱UFJ<8306>
771.4円(- 5.9円) 4011万株
3.ユニチカ <3103>
58円(+ 1円) 3525万株
4.板硝子 <5202>
124円(± 0円) 3117万株
5.NEC <6701>
384円(+ 10円) 3030万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
17130円(- 90円) 1419億円
2.ソフトBK<9984>
7353円(+ 142円) 689億円
3.トヨタ自 <7203>
8248円(- 78円) 583億円
4.ソニー <6758>
3670.0円(- 7.5円) 465億円
5.三菱UFJ<8306>
771.4円(- 5.9円) 309億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り960万株 買い1280万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前週末比2円(0.01%)安の1万9905円で取引終了です。週末のNYダウが98ドル高となったことや英独の株価指数が過去最高値を更新したことを好感して朝方は買いが先行、寄付き直後の9:01には上げ幅が68円となって1万9975円まで上昇する場面がありました。
ただ、心理的な節目2万円を目前にして売り買いが交錯する神経質な展開となっており、買い一巡後は短期的な警戒感を意識した売りで上げ幅縮小。一方、下値を売り込む動きも見られず、大引けは小幅安となっています。売買代金は概算2兆1398億円、上海総合指数は大幅高、87ポイント高の4121です。
業種別では、石油、情報通信、精密、土石、商社などが高く、電力ガス、陸運、食品、自動車、不動産などが下げています。
個別銘柄では、持ち帰り弁当「ほっともっと」を全国展開するプレナスが116円高の2295円と大幅高。週末の引け後に2016年2月期の連結純利益が前期比13%増の48億円になる見通しと発表。年間配当を前期比13円増の63円に引き上げる方針も示し、好業績と株主還元を好感した買いが入っています。 「ほっともっと」の他にも定食屋「やよい軒」などを国内外で計3186店(3月末時点)展開しています。
放送機器の池上通信機が7円高の189円、日立国際電気が22円高の1589円と値を上げています。現行のフルハイビジョンの16倍の画素数を持つ「8K」(スーパーハイビジョン)方式の放送用カメラを相次ぎ開発したと報じられ、材料視した買いが入っています。8K放送はNHKが東京五輪の開催される2020年に本格普及を目指しており、五輪関連としての思惑も働いています。
ミニショベル主体の建機中堅で海外販売比率高い竹内製作所が390円高の6390円と大幅高、約7年半ぶりの高値水準となります。15年2月期の営業利益は前期比2.4倍にあたる105億円、売上高は30%増の698億円と業績好調、米国を中心に売上高が増えています。
その他、業績好調の真珠のTASAKIが328円高の2900円と大幅高、訪日ブーム関連で飲食店情報をインターネット提供する「ぐるなび」が137円高の2540円、宝飾「4℃」のヨンドシーHDが117円高の2516円。
ジェネリックの日医工が120円高の2901円、NTTが164円高の8031円と8000円台に乗せて昨年来高値更新、アルパインを子会社に持つアルプス電気が85円高の3175円と値を上げています。
尚、山手線で架線を支える柱が倒れた事故を受け、老朽化対策が必要になるとの思惑から、大林組が28円高の815円、大成建設が4円高の671円、清水建設が7円高の831円と建設株の一角が値を上げています。
本日の新高値銘柄は、ショーボンド、大和ハウス、MonotaRO、Jフロント、三越伊勢丹、WOWOW、住友大阪セ、NEC、アルプス、TASAKI、西武HD、NTT、乃村工藝社・・・等々です。
【相場格言】
~ 二度に買うべし、二度に売るべし ~
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【2】主な投資判断 **
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[メリルリンチ証券]
据置き A
(9086)日立物流 1,880→ 2,130円
[クレディS証券]
据置き A
(6481)THK 3,200→ 3,500円
据置き A
(7261)マツダ 2,950→ 2,750円
据置き A
(7270)富士重工 5,450→ 5,350円
[UBS証券]
据置き A
(2157)コシダカHD 2,600→ 2,800円
新 規 A
(6028)テクノプロ 4,300円
[野村証券]
据置き A
(4543)テルモ 3,500→ 4,300円
[SMBC日興証券]
据置き A
(8802)三菱地所 2,900→ 3,200円
据置き A
(8830)住友不動産 4,800→ 5,300円
[三菱UFJMS証券]
据置き B
(7936)アシックス 2,850→ 3,100円
据置き B
(8114)デサント 1,170→ 1,460円
据置き C
(8022)ミズノ 460→ 470円
[みずほ証券]
新 規 A
(6383)ダイフク 2,000円
引上げ B→A
(6768)タムラ製作所 415→ 670円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】業界動向予測 **
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各業界の景況感を知るには日銀短観で示される業種別の業況判断指数が参考になりますが、業界動向を知る上では日経新聞社が四半期ごとに発表している産業景気予測(産業天気図)も役立ちます。
産業天気図には各業界について注目点や今後の留意点等が簡潔にまとめられています。
天気予報を模した形式の産業天気図は、現在の経済環境下における調査時点での業界予測であり、将来必ずしもそうなるとは限りませんが、業界の動向を大雑把に把握するには適した資料となっています。※12日付の日経新聞に最新の4~6月期予測が掲載されています。
たとえばある時点での投資対象(業界)の強みと弱点を知っていれば、その後の経済や相場環境の変化に際しても投資戦略の見直しが容易です。
経済の世の中の流れ、業界特有の状況、相場環境、企業の特徴等を、おおよそでも把握して投資に臨むのとそうでないのとでは大きな違いです。
日銀が本日発表した「地域経済報告」(さくらリポート)は、全国9地域の景気情勢についてまとめたもので、前回1月のリポートでは全9地域のうち、北海道の景気判断のみが下方修正となり、他8地域は横ばいでしたが、今回4月のリポートでは下方修正なしで、北陸、東海、近畿の3地域について上方修正されています。ちなみに下記は、NHKが地域経済報告を視覚化したもので、本日発表最新データは16時時点ではまだ反映されていませんが、地域ごとの経済情勢が分かりやすくなっています。