ヒロろんさんのブログ

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企業の少子化問題



起業がどれだけ活発かを表す総合起業活動指数というものが存在する。
GEM(グローバルアントレプレナーシップモニター)としてはじき出している。


2012年調査では対象となった世界68ヵ国地域のうち、起業が最も停滞している国はどこの国を想像するであろうか・・・?

自分はロシアを予想していたのだが、それ以上に停滞状況にある国があったんだ(つд⊂)

それが日本でした・゜・(ノД`)・゜・

新しいビジネスがほとんど生まれていないということを表している。





しかし指数は高けりゃいいってわけではないΣ(゚д゚lll)
その背景には 経済発展の段階が低い国や地域の方が高くなる傾向にあるから(゜´Д`゜)

適当な就職先が全然見つからず、就職場所がない状態では、自分でビジネスを始める道を選ばざるを得ないケースが多いからだなんだ(^O^)


イノベーション主導型経済。
つまり経済発展の段階が高い国や地域と分類されている顔ぶれが下位に目立つのはその裏返しである。



でもそれで安心してしまうのは、ちょっと問題があるのでないかと感じちゃう(ToT)
日本の指数が低いのは既存企業への就職をあてにできる、あるいはあてにしているためだとも言えるとも捉えることができると思う(;_;)
経済活動の主体の1つである企業も、少子化の危機に直面しているのではないだろうか。


人間と同じように企業に寿命があるとすれば、新たな起業が生まれなければ、その国の経済は衰退に向かう可能性も十分に考えられる(゜´Д`゜)

起業の停滞は日本の大きな課題と言われるようになってその状況ははたして改善しているといえるのか・・・

半導体に始まり、パソコン、インターネットと続いたイノベーションの波は、次なるステージに進んでいる。でもそれは日本ではなく
世界でおこっていること。電車に乗り遅れてしまった日本企業はどうするつもりか・・・


少しでも前に進まなければ、成長できない(゜∀。)
足踏みばかりでと思っていたら、気がつけば、足踏みすらしていない。
こんな状況では世界をリードする企業や起業家がなかなか生まれるとは思えない。





仕切りもなく見通しのよいスペースに机と椅子が並ぶ。

今ではロケットスペースとよばれ、数多くのスタートアップが集まって仕事をする、コワーキングスペースがある。

複数の異なる企業で働くエンジニアが1つの机をシェアして作業にあたっている。
この素晴らしい空間をどんどん日本にも取り入れ大きく強くしていってほしい。

ロケットスペースでは有望と判断されたスタートアップしか居を構える事はできず、門戸は狭い。
それだけ可能性を秘めたスタートアップが集まっている。


アップル、Googleなどのように自宅ガレージを成功物語として話す時代は終わったのかもしれないs(・`ヘ´・;)ゞ
ロケットスペースのように、人口が密集した都市で壁を取り払い、互いの情報を公開し、
積極的に交わることで、新たな価値を創造するオープンイノベーションが成功するための要因として、考えられるようになったのかもしれない。


ネット系企業の起業にかかるコストはここ25年で100分の1と言われている。
シードアクセラレーターというベンチャーキャピタルの1種が登場したのも要因だと思うヽ(´▽`)/





他にも全く新しい資金調達の方法が登場したことも、起業家の力を伸ばす働きになっているクラウドファンディングがある。
起業家やエンジニアはスキルを変え、場所を変えた。
投資家たちも、起業支援の形を変えた。
これからも進化を環境に合わせてつづけていくだろう(´・ω・`)


このままでは日本は企業少子化問題が起きてしまうのではないだろうか・・・
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