ECBイベント解説まとめ!2016年9月までの量的緩和を堅持

ゆきママさん
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先ほど発表されたECBイベントについて簡単にまとめておきますと、まず、20:45に発表された(欧)ECB金融政策については、金利などがそのまま据え置かれており、市場の予想どおり現状維持となって無風通過となりました。

その後、21:30からの(欧)ドラギECB総裁の記者会見では、EUの経済が勢いを増して下方リスクが低下したとの見解から、一時的にユーロが買い戻される場面もあったものの、少なくとも2016年9月までのQE(量的緩和)は実施するといった発言や、場合によっては拡大する方針を示したことで、再びユーロ売りが加速しました。

■21:30(欧)ドラギECB総裁・定例記者会見(要旨)
・2016年9月まで、またインフレ状況が改善するまでQEを実施する
・2014年末からEU圏の経済は改善し、下方リスクも低下した
ユーロ安はEU圏の輸出にとってプラスに働いている
購入の対象となる適正債券の不足懸念は時期尚早である
必要があれば一段とQEを拡大する準備がある
このように極めてハト派(緩和推進)的な発言内容となったことで、ユーロ安ブーストが一段と強まっています。ただ、同時に発表された米指標が冴えない結果となっており、ドル高ブーストには異変といったところでしょうかΣ( ´д`;)マッタクモウ…

間近のユーロ・ドルチャート。上下にかなり慌しい値動きとなっています。
とりあえず、ユーロ売り・ドル買いといった大きなトレンドに変化はありませんが、ドル・円を見るとわかるようにドルを買い材料には乏しいといった面もありますので、ほどほどのところである程度は利食いをしつつ、反発に備えておきたいところでしょう。

そして、乗り遅れていた方にとってはまさに絶好のチャンスがこれから来る可能性が大ですので、準備だけは怠らないようにしておきましょうΣ(●・`ω・)b 

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