~歴史は繰り返す~
1970年代、米国に、巨大企業が2社ありました。
コンピュータのIBM、通信のAT&Tです。
時代は流れて、米国内では、独占による消費者利益が損なわれるとの、
消費者運動(議論)が盛んになりました。(独占禁止法の議論)
世論に押される形で、米AT&Tは、分社化を受け入れました。⇒結果的に弱体化の道を歩みます。
一方のIBMは、残りました。(こちらは、新勢力のマイクロソフトの攻勢を受けるが・・。)
米AT&T(巨人)の分社化・弱体化が、この業界の合従連衡の歴史を作る、転換点となったのです。
現在の業界では、以下の買収合戦が繰り返されています。また規模拡大に向かっているのです。
①フィンランド・ノキアが仏・アルカテル・ルーセントを、
2兆円規模で買収合意。(4/15)
スタート:仏・アルカテルが、米・ルーセントを買収。
今回 :次に、フィンランド・ノキアに食われる。(約2兆円)(4/15)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMU1WV6JIJV901.html
②ソフトバンクの世界戦略は?
スタート:米・スプリントが、米・ネクステルを買収。
次 :ソフトバンクが、米・スプリント・ネクステルを買収。(約1.6兆円)
現状 :スプリントの減損処理で苦悩含み。
寡占2強への挑戦・・米国トップ2のVerizonとAT&Tは、強力。(●● n a v)
http://matome.naver.jp/odai/2137234057729363501
③独・シーメンスは?
現状 :ノキアと新会社設立。(ノキア・シーメンス ネットワークス)
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