米国株、続落 金融株に悪材料続く、原油最高値も嫌気

kuma_kuroiwaさん
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 27日の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は前日比106ドル91セント安の1万1346ドル51セントと、2006年9月7日以来の安値で終えた。ナスダック総合株価指数は5.74ポイント安の2315.63と、4月15日以来の安値で引けた。金融機関の財務悪化懸念を誘う材料が続いたことや原油高を受けて売りが優勢となった。
 この日はアナリストの予想などを受け、メリルリンチの損失拡大観測が広がったほか、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)にも損失拡大の可能性を指摘する報道が伝わった。午後には格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが、モルガン・スタンレーを格下げ方向で見直すと発表。米金融機関の財務に対する懸念が一段と強まり、金融株を中心に売りが広がった。


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