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【1】本日の注目点と話題 **
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◆先週末の金曜日に発表された3月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月比12万6千人増で、市場予想(25万人増)の半分程度にとどまりました。
この日はNY株式市場は休場でしたが、米雇用統計の結果を受けて景気回復ペースの鈍化が意識され、米長期金利は低下、為替はドル安(円高)で反応しています。
◎日経平均株価と上下の節目
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1万9500円 心理的節目
1万9435円 先週末終値
1万9351円 一目転換線
1万9280円 5日線
1万9225円 3月SQ値
1万9205円 25日線
1万9177円 一目基準線
◆先週末の東京株式市場は、大型ファンドの新規設定などを手掛かりに買いが優勢となり、日経平均株価は122円高で2日続けて上昇しました。
個別銘柄では、中食業界トップのわらべや日洋(2918)が大幅高で昨年来高値を更新。キユーピー(2809)が上場来高値を更新。カルビー(2229)やキッコーマン(2801)なども値を飛ばし、ソニー(6758)が昨年来高値を更新しています。
◆本日は11:00に3月と14年度の車名別新車販売、14:00に2月の景気動向指数速報の発表があります。
景気動向指数(CI)は景気の方向感を示し、2月は3カ月ぶりに前月比マイナスになると予想されていますが、前月まで高い伸びが続いていたことを踏まえ、内閣府は景気の基調判断「改善を示している」を据え置くとみられます。
海外では3月の米ISM非製造景況感指数の発表があります。
尚、本日は中国、香港、オーストラリア、ニュージーランド、英国、ドイツの各市場は休場です。
◎市場変更
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ミサワ (3169) 東M→東1
ADワークス(3250) JQ→東2
◎主な決算
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13:00 三協立山 (5932)
16:00 アダストリア(2685)
◆その他のトピックとしては、米雇用統計受け6月利上げ説後退、確定拠出年金法の改正案・成立すれば対象2700万人拡大、羽田の利用客から着陸料徴収を検討、再生エネの発電量は30年に24%、14年度の上場企業の株主還元は7年ぶり最高に。
シャープ液晶分社化で官民ファンドと出資交渉、スズキがミャンマーに新工場、ヒューリックが池袋東急ハンズなど買収、SCEが米クラウド技術を買収、ハイディ日高がトンカツ店展開、NTTデータが経費管理代行に参入、三井造が船舶向けコンプレッサー参入、日本水産が医薬原料を増産、日本コカがPB、コカウエストが四国コカを買収、米企業の1~3月期は2.8%減益予想。
ユニーGHDの前期は黒字予想から一転赤字、マツダ3月の中国販売4.1%増、ニコン販売台数は計画確保、東ソーの前期営業益25%増、オンワードの今期経常40%増、ハイディ日高11%増益、コジマ今期単独税引き58%減、あさひ前期単独税引き37%減、JIN9~2月純利10%減・・・等々。
◎明日以降の主な予定
7日(火)
3月末の外貨準備高
高島屋決算
8日(水)
2月の国際収支
日銀金融政策決定会合の結果発表
3月の景気ウオッチャー調査
FOMC議事要旨
アルコア決算
9日(木)
3月末の都心オフィス空室率
Jフロントやファストリ決算
2月の米卸売売上高
10日(金)
3月の中国CPI・PPI
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
転機を司る重要日 波動に注意せよ
<相場高低判断>
下げそうで下がらぬ
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【3】心に残る名言 **
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人には口が一つなのに、耳は二つあるのは何故だろうか。
それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ。
ユダヤの格言