ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


 春分後の満月を過ぎて最初の日曜日(今年は4月5日)は、一度天に召されたキリストが復活した日とされ、キリスト教における最も重要な祝い日「復活祭」(イースター)となっています。

 復活祭直前の今日金曜日は、磔刑にされたキリストが天に召された日で「聖金曜日」「受難日」などと呼ばれ、アメリカは祝日、ニューヨーク市場も休場となります。

 アメリカでは聖金曜日(HolyFriday)のことを一般的に「グッドフライデー」(GoodFriday)と呼びますが、元々の言い方は「God'sFriday」で、それが転じて現在の呼び方となったそうです。

 また、「さようなら」を意味する「Good-by」は、「God be with you」の短縮形と言われています。直訳すれば「神は君と共にある」となり、「神のご加護を!」という意味があります。「you」は古くは「ye」であったため「Good-bye」がもともとの表記です。

 ちなみに、日本語の「さようなら」(さよさら)」は、もともと「左様ならばこれにて失礼つかまつる」あるいは「左様ならば、ご機嫌よろしく」といった別れ際の挨拶があり、その「左様ならば」の「ば」が略されたものと言われています。






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
19435.08(+122.29)△0.63%

◎TOPIX  
1564.16(+  9.99)△0.64%

◎売買高概算   17億1351万株
◎売買代金概算   1兆9898億円
◎時価総額   563兆6157億円

◎値上り銘柄数 1192  
◎(年初来)新高値 121
◎値下り銘柄数  553  
◎(年初来)新安値  14
◎変わらず    132

◎騰落レシオ(25日)
102.65%(前日比4.69%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 
●○○●○●●○●●○○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+1.20%  
75日線比+7.14%

◎為替  
(対 ド ル)119.66(前日比0.14円安)
     
(対ユーロ)129.22(前日比0.06円高)

◎出来高上位

1.レナウン <3606>   
240円(+    3円)11403万株

2.みずほ  <8411> 
213.9円(-  0.5円)10433万株

3.三菱UFJ<8306> 
771.4円(-  1.6円) 5445万株

4.ユニチカ <3103>    
56円(±    0円) 5212万株

5.新日鉄住金<5401> 
295.3円(+  0.5円) 3615万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570> 
16320円(+  200円) 1247億円

2.DeNA <2432>  
2495円(+  212円)  539億円

3.ソニー  <6758>
3450.0円(+114.0円)  480億円

4.トヨタ自 <7203>  
8426円(+   49円)  427億円

5.三菱UFJ<8306> 
771.4円(-  1.6円)  419億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り730万株 買い580万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で上昇、前日比122円(0.63%)高の1万9435円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは65ドル高と堅調で東京市場も朝方から堅調なスタート。野村アセットが本日運用を開始した「日本企業価値向上ファンド」の当初設定額が1000億円を超えたと報じられたことも投信設定による市場への資金流入期待を高め、引けにかけて徐々に上げ幅を広げています。

 尚、日本時間今夜9:30に注目の3月の米雇用統計の発表が予定されています。今晩は「聖金曜日」(グッドフライデー)の祝日で米国市場は株式、商品市場が休場となります。

 業種別では、ゴム、食品、土石、電機、小売などが高く、銀行、電力ガス、精密などが下げています。

 個別銘柄では、中食業界トップでセブンイレブン向けのおにぎり、弁当、惣菜類、パン、サラダ等の納入を主力とするわらべや日洋が88円高の2273円と昨年来高値更新。取引先のセブン&アイが昨日に好調な決算を発表。グループ売上高が前期に10兆円台に乗せており、波及効果を期待した買いが入っています。

 キユーピーが390円高の3425円と上場来高値を更新。14年12月~15年2月期の連結純利益が前年同期比2.5倍の50億円と発表。同期間としては過去最高となり、好感した買いが集まっています。卵を加工するタマゴ事業の採算が製品値上げ浸透や鶏卵相場の下落で大きく改善。中国や東南アジアでのマヨネーズの販売増も寄与しています。

 食品では、しょうゆ最大手でシェア約3割のキッコーマンも90円高の3995円、スナック菓子最大手のカルビーも300円高の5400円と値を飛ばしています。

 ソニーが3日連続高で114円高の3450円と昨年来高値更新。2016年3月期は構造改革の効果が連結営業利益を600億円以上押し上げる見通しと報じられ、構造改革進展による収益力向上を期待した買いが入っています。

 その他、滋賀県で圧倒的シェアのスーパーの平和堂が好業績を好感して94円高の2894円と上場来高値更新、ユニクロ展開のファーストリテイリングが3日連続高で495円高の4万7610円、アルプス電気が60円高の2988円、海外旅行のHISが120円高の4280円、そして中国人に人気の炊飯ジャーの象印マホービンが129円高の1554円と大幅高で昨年来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、長谷工、森永菓、グリコ、一休、キューピー、キッコーマン、わらべや、三越伊勢丹、クスリのアオキ、富士フイルム、ブリヂストン、ソニー、シスメックス、カシオ、NTN、キヤノン、イオン、平和堂、空港ビル、ニトリ・・・等々です。





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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引下げ A→B
(6448)ブラザー工業  2,200→ 2,000円

[UBS証券]
 据置き   A
(8591)オリックス  1,990→ 2,500円

[ゴールドマンS証券]
 新 規   A
(2206)江崎グリコ  6,200円

 据置き   A
(9064)ヤマトHD   3,200円

[野村証券]
 据置き   A
(3382)セブン&アイ  5,000→ 5,800円

 据置き   A
(3401)帝人   450→  500円

 据置き   A
(6849)日本光電   3,750→ 4,500円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A
(2432)DeNA  1,630→ 3,300円

 据置き   A
7011)三菱重工  920→  820円

 据置き   A
(7974)任天堂  14,200→28,200円

 引下げ B→C
(4751)サイバーエー   5,200→ 5,900円

[みずほ証券]
 据置き   A
(3402)東レ  1,060→ 1,260円

 据置き   A
(3405)クラレ   1,750→ 2,060円

 据置き   A
(6479)ミネベア  2,100→ 2,300円

 据置き   A
(7248)カルソニック  780→  910円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】ゴールデンウイーク旅行動向                 **
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 大手旅行会社のJTBが今年のゴールデンウイーク(GW、4月25日から5月5日まで)の旅行動向を発表しました。

 今年のGWの日並びは前後半合わせての長期の連休は取りにくいため、海外旅行人数は前年比0.4%減と小幅減少する見込みですが、国内旅行人数は同3.0%増で過去最高を更新、全体としても0.29%増の2386.1万人で過去最高を更新する見込みです。

 国内旅行は、新幹線の開業で北陸方面が伸び、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や各地の観光列車の人気も高いようです。

 また、ガソリン価格の値下がりにより、自動車での旅行も増える見込みです。

 ちなみに、高速道路各社の発表によりますと各高速道路の渋滞のピークは下り線が5月2日(土)と3日(日)、上り線が5月3日(日)~5日(火)となっており、特に長い距離の渋滞は3日午前8時頃の関越自動車道下り花園インターチェンジ付近で50km、5日午後6時頃の神戸淡路鳴門自動車道上り舞子トンネル付近で同じく50kmの渋滞が予測されています。

 海外方面では、短い日程で旅行が可能なアジアが人気で、トップは韓国の7万5千人(前年比11.8%減)、次いで中国の7万4千人(同4.2%増)、台湾の4万4千人(同7.3%増)の順となっています。

 全体としては後半の5連休に旅行が集中する見通しで、出発日のピークは国内旅行が5月2日と3日、海外旅行は4月29日と5月1日です。


 尚、旅行平均費用と総旅行消費額の推計値は下記のようになっています。


  
 国内旅行平均費用  3万5800円(4.1%増)

  
 海外旅行平均費用 26万3000円(5.4%増)


  
 国内旅行消費額    8363億円(7.2%増)

  
 海外旅行消費額    1320億円(4.9%増)

  
 ※総旅行消費額    9683億円(6.9%増)





 野村アセットマネジメントが本日設定・運用を開始した新ファンド「日本企業価値向上ファンド(限定追加型)」は当初設定が1千億円を超える規模で、すでに今年最大との声もあります。ちなみに、このファンドは企業価値の向上が期待される銘柄への選別投資を旨としており、やはりキーワードは「自己資本利益率(ROE)」です。

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