明日から

ヒロろんさん
■ テクニカル : 10日線の上値抵抗感には要警戒!

「3日ぶりの陽線&20日線回復」が昨日安値18,927円での底打ちを期待させるものの、短期トレンドの重要指標である10日線(19,449円)に綺麗に跳ね返されたことで「下落トレンド過程でのアヤ戻し」の可能性も軽視できない格好。売買戦略は脇を締めたものを継続していきたいところ。

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□ 今晩のNY : 連休&雇用統計前のポジション整理

金曜の雇用統計&休場を意識した模様眺め色の強い展開がメイン。直近のリスク回避ムードや経済指標の軟化傾向からは17,600~17,750ドルをコアレンジとする「ややポジション整理売りに分のある流れ」が想定されます。


□ 明日の日本: 波乱含み

米雇用統計の影響を見極めたいとの向きから実需筋の積極的な売買が手控えられるため、先物主導での荒れた展開が想定されます。上記テクニカル要因からは「下落トレンド過程の戻り一服後の二段安」に警戒。想定レンジは広めの18,900~19,550円。

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★ 明日の戦略 : 続・調整スパン中期化への備え!
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昨日触れたように「期初の益出し売り」についてはヤマ場を通過した可能性が高いものの、「世界的なリスクポジションの巻き戻し」リスクは未だ健在。

すなわち、2,3月の上昇分に対する利確から始まった調整トレンドが、米企業決算への懸念 → ギリシャ支援問題への懸念 → 5月のヘッジファンドの換金売りと展開して 調整スパンが長引く可能性もリスクシナリオとしては念頭においておきたいところ。

よって、本日の反発局面を「戻り売りでの余力確保」をベースに対処していただいた後、明日も「悩んだら買いは様子見、売りは実践」の慎重策と 好トレンド銘柄の押し目買い&上昇時の売りすぎ注意の積極策を並行して取り組んでいって下さい。


『 攻めも守りも戦略の中で堂々と! 』

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