株式の売買を行う時、トレンドが上向きであると確信した場合はロングポジションでがんがん攻めるが、不安定な時はロング・ショートを組み合わせたほうが収益的には安定する。もっとも相場も方向性がなく、ボラティリティが小さい時は無益に時間を過ごすことになる。しいて言えば、オプションを売って、時間減衰を確保するという手もある。しかし、そういう時はプレミアムが小さいため儲けはわずかだ。いずれにせよ、投資戦略はシナリオを描いて行うのが良い。考慮すべきは、日米の金融政策、企業収益動向、それに突発的な地震を加えておくのも必要だろう。
今日の一言：器は空であれば傾き易し。中程度で安定。一杯になって倒れるを知れ。
