ニッパチの星さんのブログ

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米国と共にアジア投資銀行への参加、当面見送りを評価

武力行使に関係のない面で、米国に協調したことにより、日米の深い信頼関係を確認出来たのは、今後の日米安保を考慮しても良かったと、政府の判断を高く評価します。
此の度のアジア投資銀行参加国の対応をみて解ったことは、どの国も抜け目なく、最終的には国益を最大限にするために臨機応変に対応しているということです。
政府には安全保障関係でダイヤモンド構想のような中国を意識した構想があるようであるが、あえて敵を作ることになり、複数の国を頼りにした、ダイヤモンド構想等は米国以外は当てにならず、日本は戦後70年の実績を基に、国民(自衛隊を含む)の生命と財産を守るために敵を作らないように最大限の努力をして頂きたいと考えます。
日本が敗戦後、奇跡的に平和で経済発展し繁栄出来たのは、原爆・大空襲、沖縄戦含む多くの戦争被害者の方々の犠牲のもとに、その後の政治家、企業家を含む国民の並々ならぬ努力により成し遂げられたものと考えます。また、平和憲法と日米安保条約も大きく寄与しているものと考えられます。
日本企業が中東を含め世界各国で活躍できたのも、これ等のお陰だと思います。
それにも関わらず現在政府は普通の国にするために、憲法解釈を見直し、今国会で集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制案を成立させたいようですが、今国会では、個別的自衛権の範疇のものの法整備を優先して行い、その上で対等でない日米安保条約の見直しを議論し、米国からの強い要請があれば、米国が相手側から先制攻撃を受けた場合に限り、日本も反撃に加わることにすればよいと考えます。
それなら政府が憲法解釈で説明している3要件にあてはまり、個別的自衛権の範疇と考えられ、日米の国民も納得すると思われます。
また、集団的自衛権で機雷除去する(武力行使)ぐらいなら、福島原発事故の原因究明と再発防止を明らかにした上で、原発を早急に再稼働して、エネルギー資源供給不安を解消すべきだと思います。

政府には継続して日・中と日・韓の関係改善に最大限の努力をされることを希望します。関係改善が進展すれば、国内外の投資家の信頼が回復し、設備投資・消費マインドは良化するものと考えられ、日本は繁栄するものと予想します。

追伸(一部修正を除き先週と同一)

今後の日本株価が短期的にはどうなるか全く解りませんが、中長期的には異次元の金融緩和の影響(高く評価している訳では無い)でほぼ確実にTOPIXは1700程度まで上昇するものと思われます。但し、外交、国内政治、外部環境の変化等により、大きく変動する可能性があると考えます。従って、割安と考えられるものの押し目をコツコツと買い(目標まで上昇したものはコツコツと利益確定)たいと思います。但し何があるか解らないので、信用余力が100%を割った場合は、慎重に投資を行うことが無駄な損切りを抑えるのに有効だと考えます。信用需給のトレンドは2004~5年と近似しており今後どうなるか注目しています。最悪、2013年の6月7日TOPIX=1033近くまで低下する可能性は有りえますが、それ以上の下落は政府や日銀が何としても阻止するものと考えます。
EUが利下げを実施しましたが、今後、思惑通りデフレは回避出来るが、ユーロ安にはならないものと予想します。利下げして7か月経過しました。3月に原油価格が底打ちした可能性が有りますが、まだ確実ではありません。(5か月程度で原油価格は反転すると予想していましたが大外れです。ユーロ安継続中か?)



2件のコメントがあります
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    jojuさん
    2015/4/5 11:41

     外交は国と国の関係ですから利益で動くのは当然。

     信頼関係などという曖昧模糊なもの、食えないもので動くわけがない。


     国民全体を負って外交する以上、国民益を損なうことをやれば国内から突き上げを食うのが普通の国。

     国益第一外交は政治家が地位を維持するためにも不可避。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


     ダイヤモンド構想?、、、利害関係に基づく構想は当てになりますよ。

     どこの国とも仲良く、という外交ほど脆弱なものはない。

     それは孤立化への道です。


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     平和主義は周辺国からの侵略を惹起する効果しかない。

     平和主義は紛争の原因を作る。


     欧米でそんな外交方針を取ってる国はないが、それで欧米企業が世界で躍進出来ないかというと、実態は逆。

     平和主義の日本のほうが中韓のネガキャン攻撃激化で国際ビジネス困難化。


     独りよがりの妄想平和主義、譲歩外交から目を覚まし、是々非々外交、力の均衡で確実に平和を保つほうが国民益にプラス。




     

     

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    ニッパチの星さん
    2015/4/5 18:17

    jojuさんコメントありがとうございます。
    おっしゃる通り、是々非々外交、力の均衡も戦争回避の手段かもしれませんが、所詮外交も人がやることであり、個人の対人(夫婦含む)関係と同じだと思います。
    世の中には突っ張って生き、それでも成功された方はいるかもしれませんが、強弱に関係なく常に謙虚に行動し、争いを回避しようと努力されて成功している方のほうが圧倒的に多いと思います。
    国ではドイツが比較的成功していると思いますが、何と言っても戦後70年の実績から日本が大成功していると考えます。

    私が一番懸念しているのは、積極的平和主義とかで、諸外国の称賛を得たという、おだてにのり、集団的自衛権で米国の手足となり後方支援等を行えることを表明することで、仮想敵国や紛争相手(国)から敵対視され、場合によっては攻撃を受け、一番貧乏くじを引くのは日本だということになりかねないと思います。
    今後も従来通り、平和憲法と日米安保条約を堅持し、専守防衛で余計なことをしないの方が賢明だと考えます。

     


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