ここ数か月、下がり続けている資源国・オーストラリアのドルですが、先週、一瞬ですが1ドル90円を割った時がありました。たまたまその時チャートを見ていたのが不運だったのかな。こりゃ危ないと思い、豪ドル定期を途中解約して全部売っちゃったんです。
もともと、最近の資源安と豪政府のドル安政策のせいで「いつかは売らなきゃ」とは思っていたのですが、購入したのが1ドル85~90円のときだったので、90円割れが腹をくくるタイミングと考えていました。今回はそのとおり、1ドル=90円の指値で売ったのです。
ところがその後、豪ドルは上がり続け、現在では1ドル=91円近くになっています。1円上がると売値が1万円以上違ってくるので、さすがに全部売っちゃうのはマズかったかな、狼狽せずに、せめて半分だけにしとけばよかったなあ、などと悔やんでいます。
「自分が売ったとたんに上がる」っていうのは株の世界ではよくある話のようですが、いざ自分の身に降りかかってみると落ち込んじゃうものだなあと実感します。売ったからといって代わりに何を買うといった予定もありません。もし1ドル=85円くらいまで落ちたら拾い直そうかなとも考えています。