TOPIX 1,754.03 -11.96
日経平均株価 17,858.42 -143.61
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 13,716.95 -226.47
NASDAQ 2,639.86 -50.72
と大幅下落。
決算がよくなかった企業やサブプライム問題等があったようです。
日本市場の日経平均も200円以上下落の場面もありましたが、
ジリジリ反発して結局143円の下落。
まあしょうがないのではないでしょうかねぇ。
新興市場はそこそこしっかりで、ヘラクレスだけ下落。REITも上昇。
為替は対ドル120円前後、対ユーロは165円中盤と円高になってきてます。
中国市場は
香港 ハンセン指数 23,362.18 -110.70 -0.47%
中国 上海総合指数 4,323.97 113.64 +2.70%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 15,699.33 -95.59 -0.61%
インド NIFTY指数 4,588.70 -32.05 -0.69%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 972.56 -9.87 -1.00%
先日アメリカ市場が急落した割には、アジア市場は上昇した市場も
けっこうありました。
ドバイ市場は
DFM Index 4,322.00 24.88 -0.57
はじめて投資セミナーに行ってきました。
「今年後半の株式投資の見通し」というタイトルで
金融経済研究所の方が講演しました。
当面の株式市場の要約は
1.今年のTOPIX基本レンジは1700~1900と推定
「2007年度も増益(今後の上方修正を見込み)」+
「PER水準が18~20倍(昨年の基本レンジと同様)」
2.上値追いのためには「予想外」が必要
業績への信頼感継続で相場の方向感は上。一方、今後3~6ヶ月で
国内要因からレンジを上抜けするためには業績ないし
需給面での追加的なサプライズが必要
3.業績面の「予想外」の可能性は内需
円安傾向の継続による輸出企業の業績上振れは「織り込み済み」。
一方、国内での価格転嫁が進み消費者物価が底打ちすれば、
内需企業の売上・利益の上振れにつながりやすい。これがサプライズに。
4.需給面の「予想外」は海外投資家の買い方の変化
円を借りずに日本株を買う海外投資家にとって円安は損。
こうした投資家が投資家が日本株を買いやすくなるのは
「円高・株高」のとき。
5.売買代金に注目
上昇のタイミング及び強さを測る意味で売買代金に現れる
相場のエネルギーに注目。とりわけ、純張り投資家(特に個人)の動き。
6.銘柄選択の視点
基本的には企業部門主導の回復継続に注目。
配当も含めた業績への信頼感回復が個別銘柄の株価上昇に
つながる可能性を重視。
以上6つのポイント。
「内需関連」と「円高・株高」はなかなか参考になりました。
それでは今日はこれで失礼します。