昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -200.19 @17,776.12, NASDAQ -46.56
@4,900.88)。ドル円為替レートは119円台後半の円高方向へ動いた。また、前場寄り付き前に発表された日銀短観の大企業製造業の業況判断が12となり、前回から横ばいということで市場を失望させた。これらを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が415に対して、下落銘柄数は1,353となった。騰落レシオは96.03%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆9765億円。
米国株の大幅下落、円高、期待外れの日銀短観を受け、TOPIXも日経平均も続落した。25日移動平均線を割り込み、調整相場へ突入した可能性が高まってきた。10月17日を起点とする上昇トレンドは可能じて維持しているが、もし後2日続落するとこの上昇トレンドラインが崩れそうだ。勿論、何らかのきっかけで急反発する可能性もある。さて、どう動くか?
TOPIX
-14 @1,529
日経平均 -172円
@19,035円
33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、ガラス・土石(2位)、医薬品(3位)、金属製品(4位)、化学(5位)となった。