先行きに対して少しまとめ・・・。
欧米の自動車需要の落ち込みに国内の車離れも進行、
新興国頼みといったところだが期待は持てない。
生活必需品から高級品になってしまった印象も強い。
自動車関連は真っ先に見送り。
メモリ、DRAMとも価格下落が止まらないうえ価格競争が激しい。個人消費低迷の影響も強くハイテク関連も期待薄。
大型家電はじめ売上げ鈍化、市場が飽和状態。オリンピック特需も期待薄。価格下落も著しい、そもそも個人消費低下傾向。
生活を切り詰めることを考えたら早々に削られる。
コピー10も期待しているのはメーカーだけのような気がする
のだが・・・。
食品は価格転嫁し易く各社進んでいるようだが
消費者は”価格”と評価した格好、実際プライベート
ブランドに押されているものが多く全体的には弱気だが、
生活必需品だけに期待出来る銘柄もありそうだ。
外食産業もインフレの影響は強くコスト増加に
原油高による客足の減少と思わしくない。
消費者が価格に敏感になっているのも重し。
金融関連は海外と比べれば軽症ではあるが評価損、
格下げといった不透明要因が山積。
良くも悪くも金融商品への規制の動きもありそうだ。
住宅市場も価格下落が著しく売れ行きも悪い、当然価格転嫁も難しい。 建材、不動産ともに見送り。
世界的なインフレ、長短金利の逆転、カントリーリスク、と通貨価値にも不安がある。
今の原油価格は過剰流動性によるもの、実需から見れば明らかに高値。 米国、新興国とも需要が落ち込んでいるし、何よりの景気後退局面。
何度か見せ場を作って天井と見ているが・・・。
そうなるとオイルマネーに沸く中東なども状況が一変する可能性も否定できない、世界中に散っている事からも楽観は出来ないし要注意。
信用の低い市場ほど軒並み下落基調、資金回収の動きは続きそうだ。国内市場もいつ崩れても不思議は無い、むしろ今が異質。
一概には言えないが来期見通しを成長見通しとした企業は特に注意。強気の見通しも結構だが信用を失うような見通しは企業にとっても悪材料だと思うのだが・・・。
様子見。