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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
19754.36(+194.14)△0.99%
◎TOPIX
1592.25(+ 11.74)△0.74%
◎売買高概算 18億8567万株
◎売買代金概算 2兆4112億円
◎時価総額 573兆3036億円
◎値上り銘柄数 1228
◎(昨年来)新高値 229
◎値下り銘柄数 529
◎(昨年来)新安値 2
◎変わらず 117
◎騰落レシオ(25日)
130.32%(前日比0.45%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
○○●●○○○●○○●○ 66.7%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+4.73%
75日線比+10.15%
◎為替
(対 ド ル)119.89 (前日比0.91円高)
(対ユーロ)129.64 (前日比0.76円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
224.6円(- 0.1円)15841万株
2.三菱UFJ<8306>
787.5円(- 2.5円) 5597万株
3.DeNA <2432>
2081円(- 18円) 5129万株
4.東芝 <6502>
513.6円(+ 7.1円) 3716万株
5.ユニチカ <3103>
56円(+ 1円) 3486万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
16750円(+ 350円) 1501億円
2.DeNA <2432>
2081円(- 18円) 1116億円
3.トヨタ自 <7203>
8741円(+ 143円) 800億円
4.エーザイ <4523>
8748円(+ 1500円) 498億円
5.任天堂 <7974>
18485円(+ 640円) 456億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り530万株 買い810万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で上昇、前週末比194円(0.99%)高の1万9754円で取引終了です。
2万円の大台乗せまであと246円です。週末のNYダウが168ドルの大幅高となったことを受けて東京市場も朝方から買いが先行。3月期末の権利付き最終売買日を今週26日に控えて配当権利取り狙いの買い、加えて機関投資家と見られる大口の買いがトヨタなど主力株に入り、終日高い水準での値動きとなっています。売買代金は概算2兆4112億円、上海総合指数は70ポイント(1.9%)の大幅高で3687です。
業種別では、医薬品、倉庫、自動車、商社、空運などが高く、海運、不動産、銀行などが下げています。
個別銘柄では、エーザイがストップ高で1500円高の8748円となっています。提携先の米製薬のバイオジェン・アイデックが、開発中のアルツハイマー型認知症治療薬「BIIB037」について、第1b相の臨床試験で良好な結果を得たと発表。
エーザイは同薬を共同で開発・販売する権利を持っており、将来の収益貢献を期待した買いが集まっています。尚、エーザイ1銘柄で日経平均株価を58円押し上げています。
三菱商事が60.5円高の2498円と昨年来高値更新、三井物産が27.5円高の1684.5円、伊藤忠が16円高の1341円、住友商事が30.5円高の1347円、丸紅が17.4円高の728.9円と商社株が軒並み高。
週末のNY市場で原油価格が1.76ドル高の45.72ドルと大きく上昇。ロンドン金属取引所(LME)の銅地金相場も大きく上昇しており、資源安が一服するとの期待から資源関連としての大手商社株に買いが入っています。
スポーツ用品のミズノが44円高の666円と大幅高で昨年来高値更新。トヨタの燃料電池車「ミライ」向けに炭素繊維部材を増産すると報じられ、好感した買いが入っています。今年秋をメドに岐阜県の工場で高圧水素タンクの補強材の生産能力を現在の3倍にします。スポーツ用品の開発で培った炭素繊維の加工技術を自動車など他の業界向けに応用拡大します。
その他、ジェネリックの日医工が32円高の2882円、衛星放送のWOWOWが200円高の7770円、日本株の象徴銘柄トヨタ自が143円高の8741円と昨年来高値更新。中国人に人気の炊飯ジャーの象印マホービンが60円高の1072円、JR東日本が105円高の1万0520円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、ヤクルト、サントリー、キッコーマン、味の素、三越伊勢丹、高島屋、ツルハHD、セブン&アイ、ミズノ、日本触媒、日医工、富士製薬、ウェザーニューズ、WOWOW、イハラケミカル、富士通、トヨタ自、京セラ、三菱商事、ANA、空港ビル、ファーストリテイ・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[メリルリンチ証券]
据置き A
(9989)サンドラッグ 6,200→ 7,300円
[クレディS証券]
据置き A
(1928)積水ハウス 1,800→ 2,300円
据置き C
(1963)日揮 2,150→ 2,200円
据置き C
(6366)千代田化工 850→ 900円
[UBS証券]
据置き A
(1414)ショーボンド 5,200→ 5,800円
据置き A
(2157)コシダカ 2,300→ 2,600円
据置き A
(4021)日産化学 2,550→ 2,800円
引下げ A→B
(8308)りそなHD 690→ 680円
[JPモルガン証券]
据置き A
(6758)ソニー 3,800→ 4,200円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(3092)スタートトゥデイ 3,100→ 3,400円
[野村証券]
引上げ B→A
(7735)SCREEN 716→ 1,028円
据置き B
(5481)山陽特殊製鋼 417→ 540円
[三菱UFJMS証券]
据置き C
(3664)モブキャス 675円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】株式益利回り **
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株価の割安度合いを判断する指標としては「PER(株価収益率)」、「PBR(株価純資産倍率)」、「配当利回り」の3指標が代表的です。日経新聞にはそれらの指標とともに「株式益利回り」という指標が掲載されてます。
PERは株価を1株当たり利益(EPS)で除して求めれますが、株式益利回りはその逆数で、1株当たり利益を株価で割って求めます。
つまりPERが20倍ならば益利回りはその逆数の5%、PER25倍なら益利回りは4%となります。
株式益利回りの意味するところは、企業の純利益を全て株主に還元した場合、現在の株価で投資すると何パーセントの利回りになるかを示しています。
この益利回りを長期金利と比較することで、株式投資と国債など債券投資のどちらが魅力的かの判断材料とします。
ちなみに先週末現在の東証1部全上場銘柄の予想平均PERは18.46倍、予想株式益利回りは5.41%で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは0.325%となっており、益利回りの観点からも株式投資の方が債券投資よりも圧倒的に有利となっています。
ナスダック総合指数の終値ベースの過去最高値は約15年前、2000年3月10日につけた5048で、先週末の同指数の終値は5026。その差はわずか22ポイント(約0.5%)で、ナスダック指数の過去最高値更新はすぐにでも達成しそうです。