もし25日移動平均線を割り込むと潮目の転換を疑う

優利加さん
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中東の地政学リスクが高まったことで、昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -40.31 @17,678.23, NASDAQ -13.16
@4,863.36)。本日の日本株は前場では高く、後場から下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が304に対して、下落銘柄数は1,507となった。騰落レシオは101.23%となった。東証1部の売買代金は2兆9656億円。

TOPIXも日経平均も続落し、上下に長いひげを引いた短陰線で終えた。前場は日経平均で110円程度の配当落ちを考慮すると実質的に高く始まり、一時は大きく上げた。しかし、後場から下げに転じ、一時、370円安まで下げる場面もあったが切り返して下げ幅を縮小した。騰落レシオは100%近くまで下げてきたので、過熱感は全くなくなった。10月17日を起点とする上昇トレンドラインも、1月16日を起点とする上昇トレンドラインも維持している。しかし、25日移動平均線を割り込むようだと、潮目の転換を疑う必要がある。

TOPIX
-16 @1,553
日経平均 -185円
@19,286円

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、卸売(2位)、空運(3位)、水産・農林(4位)、石油・石炭(5位)となった。


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