26日の米国株式相場は急反落。ダウ工業株30種平均は前日比358ドル41セント安の1万1453ドル42セントと、この日の安値引け。今年の最安値を更新し、2006年9月11日以来、約1年9カ月ぶりの安値となった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は79.89ポイント安の 2321.37と、4月15日以来の安値で終えた。業績懸念や原油価格の上昇を受けて売りが膨らんだ。
米ゴールドマン・サックスのアナリストがゼネラル・モーターズ(GM)の投資判断を引き下げたほか、シティグループについては追加の評価損計上や追加増資の可能性などを指摘した。前日に決算発表したリサーチ・イン・モーション(RIM)の一株利益が予想を下回り、オラクルは収益見通しが慎重と受け止められた。ダウ平均を構成する大型株やハイテク株に売りが膨らんだ。


