昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -292.60 @17,718.54, NASDAQ -118.21
@4,876.52)。ドル円為替レートは118円台後半の円高方向へ動いた。また、サウジアラビアがイエメンの武装勢力を空爆して中東の地政学リスクが高まった。これらを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が242に対して、下落銘柄数は1,558となった。騰落レシオは108.38%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆7959億円。
米国株の大幅下落、円高と中東の地政学リスクを嫌気して、TOPIXも日経平均も大きく下落した。どちらも10日移動平均線を一気に割り込み、時の利は売り転換した。外国人の対内証券投資が6週ぶりに売り越しに転じた。これまでの強気一辺倒のセンチメントの潮目が変わるかどうか。
TOPIX
-23 @1,569
日経平均 -275円
@19,471円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、その他金融(2位)、空運(3位)、倉庫・運輸(4位)、その他製品(5位)となった。