――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◎日経平均
19476.56(- 67.92)▼0.35%
◎TOPIX
1575.81(- 6.65)▼0.42%
◎売買高概算 22億6673万株
◎売買代金概算 2兆9453億円
◎時価総額 567兆0807億円
◎値上り銘柄数 471
◎(昨年来)新高値 185
◎値下り銘柄数 1283
◎(昨年来)新安値 6
◎変わらず 115
◎騰落レシオ(25日)
126.29%(前日比9.70%低下)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
●○○●●○○○●○○● 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+4.01%
75日線比+8.97%
◎為替
(対 ド ル)120.43 (前日比0.93円高)
(対ユーロ)129.93 (前日比1.18円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
221.9円(- 1.8円)14408万株
2.三菱UFJ<8306>
785.0円(- 21.6円)10142万株
3.新日鉄住金<5401>
317.7円(- 3.5円) 4680万株
4.駐車場開発<2353>
181円(+ 28円) 4100万株
5.ユニチカ <3103>
55円(± 0円) 3663万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
16280円(- 130円) 2494億円
2.任天堂 <7974>
19100円(+ 2020円) 1652億円
3.トヨタ自 <7203> 8491円(+ 28円) 1035億円
4.三菱UFJ<8306>
785.0円(- 21.6円) 800億円
5.ソフトBK<9984>
7032円(+ 46円) 640億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1560万株 買い1630万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに下落、前日比67円(0.35%)安の1万9476円で取引終了です。
昨晩のNYダウは227ドルの大幅高でしたが、円相場が1ドル=120.00円前後と1円超の円高に振れたことを嫌気し、加えて連日の上昇による短期的な警戒感も意識され、東京市場は朝方から売りが先行。9:58には下げ幅が231円となる場面がありました。ただ、売り一巡後は日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑が浮上し、円相場が円安に動いたことも買いを誘い、また先高期待からの押し目買いも入って徐々に下げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆9453億円、上海総合指数は4ポイントの小幅高で3582、7日連続高です。
業種別では、不動産、紙・パ、石油、小売などが小高く、水産、銀行、食品、機械、空運などが下げています。
個別銘柄では、SMO(医療機関向け治験支援)事業を手掛けるアイロムHDが80円高の1824円と値を飛ばしています。肥満や糖尿病などが原因となって足の血管が詰まる難病「虚血肢」の遺伝子治療剤の臨床試験(治験)について、中国で始める認可を取得したと前日に発表。好感した買いが入っています。
日本駐車場開発が28円高の181円と大幅高。昨日の引け後に連結子会社の「日本スキー場開発」が東京証券取引所マザーズに上場すると発表。上場は4月22日を予定しており、同社は日本スキー場開発の株式を84.3%保有していることから業績拡大を期待した買いが膨らんでいます。
家庭用ゲームソフト開発大手のカプコンが5日連続高で23円高の2308円と昨年来高値を更新。年内にスマートフォン向けゲームの新作の配信を再開すると報じられ、家庭用ゲーム機向け人気ソフト「モンスターハンター」などを基にした新作を開発しており、新作投入による収益拡大を期待した買いが入っています。
好配当銘柄の「白銅」。偶然のタイミングながら本日191円高の1418円と大幅高となっています。昨日の引け後に2015年3月期業績見通しの上方修正と配当金の積み増しを発表し、好感した買いが膨らんでいます。半導体製造装置向けのアルミ厚板の需要が堅調です。
その他、飲食店情報提供の「ぐるなび」が202円高の2620円と大幅高、テニスの錦織選手特需のWOWOWが170円高の7180円、訪日ブーム(インバウンド消費)関連の代表格の三越伊勢丹が21円高の1940円といずれも昨年来高値更新で上値追いの展開継続、中国人に人気の炊飯ジャーの象印マホービンが38円高の1030円、旅客機用の化粧室・厨房設備で世界大手のジャムコが160円高の3680円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、森永菓、ヤクルト、綜合警備、ぐるなび、養命酒、キューピー、三越伊勢丹、セブン&アイ、旭化成、日本触媒、オリエンタルランド、WOWOW、ウェザーニューズ、フイルム、ファナック、トヨタ自、良品計画、近鉄、郵船・・・等々です。
☆相場コメント
本日、3月第2週(9~13日)の投資家別株式売買動向が発表されましたが、注目の外国人は5週連続で買い越しとなっており、買越額は3062億円と大きく膨らんでいます。一方、個人は8週連続で売り越しとなり、売越額は1420億円。国内勢の売りを外国人が吸収するという株高の方程式が継続しています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な投資判断 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
[ドイツ証券]
据置き A
(7203)トヨタ 9,350円
[メリルリンチ証券]
据置き A
(9364)上組 1,220→ 1,340円
[クレディS証券]
引下げ B→C
(7915)日本写真印刷 2,500→ 2,100円
引下げ B→C
(8570)イオンFS 2,200→ 2,460円
[UBS証券]
据置き A
(3402)東レ 1,100→ 1,150円
据置き A
(7458)第一興商 4,400円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(7733)オリンパス 6,300円
据置き A
(8804)東京建物 1,320円
据置き A
(9064)ヤマトHD 2,800→ 3,000円
[野村証券]
据置き A
(3391)ツルハHD 9,000→ 9,700円
据置き A
(4151)協和発酵キリン 1,600→ 1,850円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】4つの土地価格 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
昨日発表の「公示地価」も含めまして、公に発表される地価には以下のようなものがあります。
・公示地価
国土交通省が3月に公表。1月1日時点での全国の約2万3千の調査地点について、各地の不動産鑑定士が実際の測量しながら土地の評価を行い、国交省土地鑑定委員会が公表します。
国や自治体の用地取得や国土利用計画法に基づく取引価格の基準となり、民間の土地取引の適正価格の目安にもなっています。
・路線価
国税庁が7月に公表。1月1日時点での全国の主要な道路に面した土地の標準価格で、売買実例価格や不動産鑑定士らの鑑定評価額などをもとに、公示地価の8割を目安に算出され、相続税や贈与税を算定する際の基準にもなっています。
・固定資産
固定資産税など土地と建物にかかる税金の基準となる価格で、専税評価額 門家らの判断も参考に市町村が算定しおおむね2月から4月にかけて公表されます。土地の固定資産税評価額は公示価格の7割、新築の建物の場合は建築費の5~7割程度が目安とされます。評価の見直しは3年に1度。
・基準地価
都道府県が9月に公表。7月1日時点での全国約2万4千地点の土地価格を調査し、周辺の取引事例も参考にしながら不動産鑑定士が評価・算出したもの。公示地価とともに土地取引の目安となります。
公的な土地の価格(評価額)には、上記4つの価格が存在することから「一物四価」と言われ、実際に取引される「時価(実勢価格)」も加えますと「一物五価」となります。また、一物四価のくくりは、固定資産税評価額の代わりに時価を入れる場合もあります。
なお、昨日発表の公示地価では、全国の地価は7年連続で下落していますが、商業地は7年ぶりに下落が止まり、前年比横ばいとなっています。
都道府県別の商業地では東京都が最高の2.9%上昇。景気回復や海外からの観光客の増加で事務所や店舗の需要が拡大しています。また、都内の住宅地は全ての区で上昇しており、中でも千代田区、中央区、港区は五輪開催に伴うインフラ整備への期待などで上昇率が6%に達しています。
ちなみに、全国で最も高額な土地は東京都中央区銀座4丁目の「山野楽器銀座本店」で、1平方メートルあたり3380万円、前年比で400万円超の値上がりとなっています。
送り手と受け手がいて、受け手側に届いていなければ、受け手は「送り手が送っていないからだ」と思ってしまうのは当然ですが、メールのやり取りでは普段通りに送信しても受け手側に届かないというケースが多々あります。迷惑メールフォルダに振り分けられてしまい受信に気付かないという場合もあります。また、昨今は射幸心を煽るスパムメール(迷惑メール)が横行しており、プロバイダー側もセキュリティを強化する中で、そうでないメールもスパム扱いとなっているケースも増えています。投資を扱う当方のメールも、スパムメールとして受信側のシステムにはじかれてしまう可能性があります。もちろん、そうなった場合には受信側でそうならないようにすれば済むわけですが。