moroboshidanさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ133件目 / 全240件次へ »
ブログ

「零下140度の対決」より(その2)

ウルトラセブン第25話は、1968年3月24日放送の「零下140度の対決」でした。


ポール星人が連れてきた冷凍怪獣ガンダーが大暴れします。


このガンダーという名前は、カナダニューファンドランド・ラブラドール州にある人口約1万人の町ガンダー(Gander)を連想させます。


そこにはガンダー国際空港、ガンダー空軍基地があり、北大西洋横断飛行航路の重要な拠点となっていました。


ジェット機の飛行距離延長により近年は利用便数が減少しているようですが、北大西洋航空博物館があり、空港を中心に発展した町の歴史を知ることが出来るようです。


20019月11アメリカ同時多発テロ事件の発生による北米の空域閉鎖の際には、ガンダー国際空港は「イエローリボン作戦」の一環としてカナダの空港の中で最も多い便数を受け入れました。


そのガンダーの2月の平均最低気温は-12.3℃であり、札幌のそれが-6.6℃でありますから、いかに寒さの厳しい町であるかが分かります。


そこで今回は、ガンダーのある国カナダ(漢字では加奈陀)にちなんで、社名に「加」の付く会社を検討します。


1789 山加電業ROE6.8 PER20.4 PBR1.16 時価総額25億円

6390 加藤製作所 ROE9.9 PER6.9 PBR1.10 時価総額476億円

6391 加地テックROE0.6 PER52.7 PBR1.48 時価総額82億円

6469 放電精密加工研究所ROE8.1 PER20.1 PBR0.94 時価総額64億円

8154 加賀電子ROE7.6 PER9.1 PBR0.75 時価総額421億円

9869 加藤産業ROE6.4 PER15.3 PBR1.02 時価総額965億円


増収増益中の6390に注目します。「KATO」のブランドで、ラフテレーンクレーン、トラッククレーン等の荷役機械、油圧ショベル等の建設機械が中心。


06年に中国に進出、16年をメドにタイに進出を予定。


今期の予想経常利益は53.6%増益、配当増額の見込みです。


なお、車両に運転席、クレーンブーム、旋回部を持ち荷台を持たないもののうち、ラフテレーンクレーンとは不整地走行が可能なもの、トラッククレーンは高速道路の走行が可能なものをいいます。


ちなみに、「ラフター」は、加藤製作所のラフテレーンクレーンの登録商標ですが、日本では普通名詞化されるほど普及しています。

 

投資判断は自己責任で。



コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。