昨夜のFOMCの声明発表文で早期の利上げ観測が後退したことを受けて、昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +227.11 @18,076.19,
NASADQ +45.39
@4,982.83)。早期利上げ期待が遠のいたため、どうる売り・円買いが優勢となり、ドル円為替レートは120円台半ばの円高方向へ動いた。これを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が471に対して、下落銘柄数は1,283となった。騰落レシオは126.29%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆9453億円。
利上げ観測後退により米国株は大幅高となったが円高となり、TOPIXも日経平均も小幅安となった。どちらも高値圏での「はらみ線」となり、さらに日経平均は「首吊り線」のようにも見える。暫しの調整があった方が自然な動きだ。
TOPIX
-7 @1,576
日経平均 -68円
@19,477円
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、水産・農林(1位)、銀行(2位)、その他金融(3位)、食料品(4位)、保険(5位)となった。