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米金利据え置き

あー予想が的中してしまいました。

声明もその後の市場の動きも大体は予想通りです。
声明は物価上昇に注意するけど、景気にも注意したいという感じだったので、市場も一進一退でNYダウは若干弱めで小幅上昇。日経も小幅上昇からスタート。

為替もどうやら年内利上げの可能性が捨てきれないようで、更に円安になり、ユーロ円は史上最高値を更新。
こうなると皆が予想していたからなのか?株は弱かったですが、その間為替は全然弱くなかったです。株が上がった今日も更に上昇。普通金利が低い国のインフレ率は低く抑えられるので不景気になりづらいのですが、エネルギー、食料関連が原因のインフレでしかも両方とも資源に乏しい日本でのインフレ率は他の国と比べても比較的相違ないのでしょう。ということは・・・低金利なのにインフレ率が高いというおかしな現象が起きているのでしょう。こうなってしまうと低金利なのに不景気に陥るという不可解な現象まで起きるかもしれません。

インフレ率が高いとは通貨の価値が目減りすることに値するので、日本通貨の価値が下がります。海外通貨とみても相対的に通貨の力関係が弱くなれば、金利差を享受出来る円売りが加速してもおかしくはないのでしょう。
とはいえ、アメリカの金利が据え置きの後、下げを示唆していたら急激なドル安円高を引き起こしていたでしょう。
「年内利上げもあり得るという事実」がいかに大きいか?
FOMC前で売買が控えられていたことを考慮して前日と今日のボラティリティの低さからそれがうかがえると思います。
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