米国株の大幅下落でも反発した~粘り腰

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -332.78, @17,662.94, NADAQ -82.64
@4,859.79)。ドル円為替レートも121円台前半のやや円高方向へ動いた。普通なら、日本株全般は大きく下げるはずだったが、今日は違った。むしろ上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が939に対して、下落銘柄数は778となった。騰落レシオは131.08%。東証1部の売買代金は2兆2610億円。

米国株の大幅下落と円高にもかかわらず、TOPIXも日経平均も小安く始まった後反発して切り返し、陽線で終えた。通常なら大きく下落していても不思議ではない状況だった。ここに現在の株式相場の粘り腰を感じる。ただ、日経平均は昨日の陰線の実体部分に少しだけ本日の陽線の実体部分が入る「入り首線」でしかも上ヒゲ付き、TOPIXは昨日の陰線の終値と本日の陽線の終値がほぼ同じで、強気で見ると「出会い線」、弱気で見ると「当て首線」となった。

TOPIX
+1 @1,526
日経平均 +58円
@18,724円

33業種中15業種が上げた。上昇率トップ5は、その他金融(1位)、空運(2位)、建設(3位)、医薬(4位)、不動産(5位)となった。


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