明日から

ヒロろんさん

■ テクニカル : 底打ち気配は乏しく

3日ぶりの反発ながら、「10日線・転換線奪回」の失敗、目先の強めの売りサインである「5日・10日線のデッドクロス」点灯などを踏まえれば、昨日安値18,577円に短期底打ち感は乏しい格好。引き続き、20日線水準かつ節目の18,500円の攻防、その先の18,000円どころまでの深押しも念頭に置いて取り組みたい状況です。

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□ 今晩のNY : 自律反発 vs 中国経済指標・ギリシャ問題

昨日の大幅安(-332ドル)を受けた自律反発狙いの買いに対して、「FRBの早期利上げ、市場予想を下回った中国経済指標、進展が期待しにくいギリシャ財政改革協議」などを警戒する売りが交錯する不安定な展開へ。想定レンジは17,550~17,800ドル。

※ 目先のテクニカル上の焦点は、2月安値からの上昇幅1251ドルに対するフィボナッチ押し(0.618=17,514ドル)水準かつ26週線が控える"17,500ドル台前半が下値抵抗帯"として機能するか。


□ 明日の日本 : 先物主導の乱高下

ボラテリティの急拡大に伴い実需筋の積極的な売買が手控えられるため、「先物主導の乱高下」継続が本線。想定レンジは18,400~18,850円

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★ 明日の戦略 : 続・週内は余力残しで俯瞰!
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先物での直近の建玉推移がロールオーバーの順調な消化を示唆していますので、週末のSQを直因とする混乱 = 外部環境の改善に反して日経だけ急落するケースは回避されたとみています。

ただし、肝心の海外需給が不安残しな事や「本日18,800円台までの反発時の個別の感応度の悪さ」を踏まえれば、早くとも来週前半までは下ブレ警戒を優先した戦略で臨みたいところ。

・ 3~5割前後の余力を維持。リバウンド局面ではポジション縮小 or 空売り玉の増しから検討。

・ 日経平均が前日比で200円近く下落するような‘突っ込み局面’は買い見送り。※ 積極派の方は(朝方お伝えした)先物6月限での即転狙いが妙手。

・ リバウンドが狙えそうな銘柄 = 潜在的な売り圧力が大きい銘柄ですので、買いは好トレンド銘柄を中核に。


『 見切りの末に残ったものを大切に! 』
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