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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
18723.52(+ 58.41)△0.31%
◎TOPIX
1525.67(+ 0.92)△0.06%
◎売買高概算 19億2659万株
◎売買代金概算 2兆2610億円
◎時価総額 549兆1920億円
◎値上り銘柄数 939
◎(昨年来)新高値 91
◎値下り銘柄数 778
◎(昨年来)新安値 4
◎変わらず 147
◎騰落レシオ(25日)
131.08%(前日比7.67%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
○●○○○●●○○●●○ 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+2.12%
75日線比+5.69%
◎為替
(対 ド ル)121.26 (前日比0.52円高)
(対ユーロ)129.66 (前日比1.89円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
217.5円(- 0.1円)11977万株
2.双日 <2768>
192円(+ 11円) 9585万株
3.三菱UFJ<8306>
749.1円(- 6.8円) 7469万株
4.ユニチカ <3103>
55円(± 0円) 4768万株
5.神戸製鋼 <5406>
231円(+ 4円) 3315万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
15030円(+ 110円) 1458億円
2.トヨタ自 <7203>
8158円(- 20円) 649億円
3.三菱UFJ<8306>
749.1円(- 6.8円) 561億円
4.OLC <4661>
35780円(+ 185円) 557億円
5.ソフトBK<9984>
6918円(- 20円) 461億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1150万株 買い1210万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに上昇、前日比58円(0.31%)高の1万8723円で取引終了です。
昨晩のNYダウが今年最大の下げ幅となる332ドル安となったことを受けて朝方は売りが先行、寄付き直後の9:02には下げ幅が81円となって1万8583円となる場面がありました。ただ、下値では年金基金による日本株買いの期待は根強く、下値がしっかりしていることを確認すると先高期待からの買いが一気に優勢となり、直ぐにプラスに浮上。14:04には1万8836円まで上昇して安値からは253円の上げとなる場面がありました。
尚、安倍首相が来年度から5年間の復興支援について新たな枠組みを夏までにまとめると表明したことで建設株の一角が値を飛ばしています。売買代金は概算2兆2610億円、上海総合指数は4ポイントの小幅高で3290です。
業種別では、空運、建設、医薬品、不動産、陸運などが高く、小売、石油、非鉄、自動車などが下げています。
個別銘柄では、川崎汽船が8円高の347円と上昇。欧州や南米向けのコンテナ船運賃が下落する中、足元で北米向けの運賃が堅調に推移しており、同社は北米向けのコンテナ船の比率が他社に比べて高いことから独歩高の様相となっています。
千代田化工建設が54円高の1046円と値を上げています。経済産業省が燃料電池車に水素を補給する「水素スタンド」の安全審査を緩和すると報じられ、千代建は水素の輸入・供給基地の建設を手掛けるほか、天然ガスから水素を取り出す技術の開発など水素関連事業を手掛けることから連想買いが入っています。岩谷産業も6円高の798円と値を上げています。
明治HDが280円高の1万4880円と値を上げ、強力な上値追いの展開継続中。川崎市に保有する不動産を譲渡し2016年3月期に特別利益として171億円計上すると発表。譲渡で得た資金は有利子負債の返済に充てるとし、財務改善に繋がるとの見方から買いが入っています。
味の素が67.5円高の2570.5円と値を上げて昨年来高値を更新。春季労使交渉で社員の基本給を一律に引き上げるベースアップで合意したと報じられ、ベア実施は2年連続となります。賃金を引き上げても収益を確保できる事業構造であると評価され、買いを誘っています。
その他、新潟最大規模のゼネコン福田組が30円高の769円、官公庁向け土木に強い大豊建設が34円高の672円、椿山荘・太閤園を擁する藤田観光が10円高の497円。
富山に本社を置くジェネリックの日医工が35円高の2677円と連日で昨年来高値更新、北陸新幹線関連では軽井沢などプリンスホテルの西武HDが30円高の3115円、旅行業界2位で傘下に近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを有するKNTが8円高の173円と値を上げています。
本日の新高値銘柄は、味の素、エーザイ、日医工、キョーリン薬、ドクターシーラボ、ブリヂストン、京浜急行、阪神阪急・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
(4452)花王 5,500→ 6,000円
据置き C
(8267)イオン 1,000→ 950円
[UBS証券]
据置き A
(3333)あさひ 1,300円
据置き A
(6861)キーエンス 66,000→68,000円
据置き A
(7458)第一興商 3,500→ 4,400円
引下げ A→B
(5413)日新製鋼 1,250→ 1,600円
[野村証券]
据置き B
(6796)クラリオン 420→ 390円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(5232)住友大阪セメント 485→ 480円
据置き A
(5233)太平洋セメント 480円
[SMBC日興証券]
据置き A
(2181)テンプHD 4,500→ 5,000円
引下げ A→B
(2371)カカクコム 1,860円
引下げ A→B
(3608)TSI 750→ 870円
引下げ A→B
(7606)Uアローズ 3,600→ 3,900円
[みずほ証券]
引下げ A→B
(5463)丸一鋼管 3,120円
引下げ B→C
(6806)ヒロセ電機 13,500円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】通販業者ランキング **
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カタログやテレビ、ラジオなどの媒体を用いて、消費者へPRすることで販売につなげる通信販売業者(174社)を対象に、帝国データバンクが売上高ランキング(2013年度)を発表しておりますのでご紹介させていただきます。※業績非開示のアマゾンジャパンは含まれず。
<企業名> <主な取扱品>
<売上高> <前年度比>
1位)アスクル オフィス用品
2103億円 6.4%増
2位)ジャパネットたかた 電化製品
1423億円 21.6%増
3位)ジュピターショップチャンネル 総合
1327億円 4.4%増
4位)千趣会 婦人服
1264億円 3.1%減
5位)ディノス・セシール 総合
1219億円 5.8%増
6位)ニッセン 婦人服
1147億円 12.7%減
7位)ベルーナ 総合
981億円 1.5%増
8位)郵便局物販サービス 地産品
843億円 6.3%増
9位)カウネット オフィス用品
808億円 2.6%増
10位)サントリーウェルネス 健康食品
635億円 8.8%増
全体の総売上高は前年度比3.2%増の約2兆1161億円で、2期連続で前年度を上回っています。
NYダウが今年最大の下げ(332ドル安)となったにも関わらず、日本株は上昇。要因はいくつかありますが、特筆すべき相場の強さです。